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産経新聞: 「稲むらの火の精神、世界に発信を」 和歌山で八雲のひ孫講演

5月4日(月・祝)に稲むらの火の館(和歌山県広川町)で開催された、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の曾孫・小泉凡さん(島根県立大学短期大学部教授)の講演会「オープン・マインドで生きる:濱口梧陵と小泉八雲をめぐって」の模様について、『産経新聞』が伝えています。

「稲むらの火の精神、世界に発信を」 和歌山で八雲のひ孫講演

読売新聞: 梧陵伝説広めた八雲 ひ孫・凡さん広川で4日講演

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)「生き神(A Living God)」に登場する庄屋五兵衛のモデル・濱口悟陵の功績を伝える稲むらの火の館(和歌山県広川町)で、ハーンの曾孫・小泉凡さん(島根県立大学短期大学部教授)の講演会「オープン・マインドで生きる:濱口梧陵と小泉八雲をめぐって」が5月4日(月・祝)に開催されることを、『読売新聞』が凡さんのインタビューを交えて伝えています。

梧陵伝説広めた八雲  ひ孫・凡さん広川で4日講演

講演会の詳細は、同館発行の『やかただより』4月号に掲載されています。

やかただより4月号: 稲むらの火の館 ブログ

読売新聞/山陰中央新報: 安来・広瀬小で「稲むらの火」紙芝居上演

東日本大震災発生から4年を迎えた昨日、安来市立広瀬小学校(島根県安来市)を錦織明・出雲かんべの里館長(八雲会理事)が訪れ、紙芝居「TSUNAMI」を上演したことを『読売新聞』『山陰中央新報』が伝えています。

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の作品「生神様(A Living God)」をもとに書かれた「稲むらの火」の物語は、戦前の国定教科書で取り上げられ、近年は防災教材として改めて注目されていますが、その国定教科書の編集に携わった文部官僚・井上赳は、現在の安来市広瀬町の出身。ハーンが松江に暮らしたことに加えて、島根県とは縁の深い作品です。

<東日本大震災4年>忘れないために

山陰中央新報 – 戦前 教科書掲載の物語「稲むらの火」紙芝居 安来で上演

【3/12更新】東日本大震災発生から4年…ギリシャ語版も誕生した紙芝居DVD『稲むらの火』

八雲会ブログでこれまでも折に触れご紹介してきた、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の作品「生神様(A Living God)」を原作とし、戦前の国定教科書に採用された「稲むらの火」。大地震の発生直後、庄屋の五兵衛が収穫したばかりの稲の束に火をつけて村人をひきつけ、津波から村人の命を救ったという物語です。近年は、防災の教材として日本だけでなく海外でも注目を集め、さまざまな言語に翻訳されています。

2009年、宮城県を拠点に活動するまちづくりNPOげんき宮城研究所とみちのく八雲会が、教育紙芝居DVD『稲むらの火』を制作しました。1942年に作られた「稲むらの火」の紙芝居を、ナレーション入りのDVDとして現代によみがえらせたものです。ハーン没後110年を迎えた2014年、ハーン生誕の地にギリシャのレフカダにラフカディオ・ハーン・ヒストリカル・センターが開館した際に、日本のハーン関係の個人・団体から数々の収蔵品が寄贈されましたが、その中には教育紙芝居DVD『稲むらの火』の英語・ギリシャ語字幕版もありました。

そのことを伝える記事が『読売新聞』欧州版に掲載されていました。NPOげんき宮城研究所のブログで先ごろ取り上げられましたので、東日本大震災発生から4年を迎えたこの日にあたり、ご紹介しておきます。

活動報告 1月度(16日〜31日)

【3/12更新】3/11付の『読売新聞』でも、東日本大震災関連記事として紙芝居DVDについて取り上げられました。

DVD稲むらの火掲載記事

静岡新聞: 「浜言葉」で紙芝居 港町・焼津の人情味いっぱい

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が晩年の夏休みに滞在した静岡県焼津市の浜通りで話された「浜言葉」によね紙芝居の上演が、2月1日(日)焼津市立焼津図書館で行われました。その模様を『静岡新聞』が伝えています。演じたのは、同市の静岡福祉大学紙芝居研究会の学生たちです。

同市ゆかりの作家小泉八雲原作の「おだんごをなくしたおばあさん」「津波だ!いなむらの火を消すな」「稲むらの火」などを、浜言葉を使って実演した。紙芝居の後には長谷川会長が浜言葉について解説し、焼津の歴史や文化を紹介した。

「浜言葉」で紙芝居 港町・焼津の人情味いっぱい | 静岡新聞

静岡福祉大学附属図書館では、「焼津の浜言葉と方言紙芝居」展の会期が延長され、2月27日(金)まで開催されています。同大学のサイトには、浜言葉、そして浜通りとハーンについて次の説明があります。

戦前の焼津は、カツオ遠洋漁業とカツオ節生産が盛んな水産の町でした。
町の中心地が、北は焼津港、南は小川港に挟まれた約1.5㎞の浜通りです。
昔から漁師やカツオ節やなまり節等の加工業者が住み、この通りで使われたのが「浜言葉」です。
また、1897年から1904年まで夏の間、この浜通りを愛して滞在した小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が
愛した町でもあります。(静岡福祉大学ホームページより)

「焼津の浜言葉と方言紙芝居」展は、2月27日(金)まで行っています。※3日〜4日、25、土日祝は、休館です。よろしくお願いします。 | 図書館からのお知らせ|静岡福祉大学

兵庫県立図書館: ふるさと防災特別展示「未来にツタエル。」の写真

阪神淡路大震災発生から20年を迎えた今日、兵庫県立図書館(兵庫県明石市)のFacebookページに、同館で2月18日(水)まで開催中のふるさと防災特別展示「未来にツタエル。」の写真が掲載されました。展示では、兵庫にゆかりのあるラフカディオ・ハーン(小泉八雲)、ジャーナリストの筑紫哲也、作家の陳舜臣が取り上げられています。

こちらは関連企画の朗読ライブとハーン曾孫・小泉凡さんの講演会のお知らせ。

 

兵庫県立図書館ふるさと防災特別展示「未来にツタエル。」でハーン展…朗読ライブと小泉凡さん講演会も

阪神淡路大震災発生から今月で20年……兵庫県立図書館(兵庫県明石市)ふるさと防災特別展示「未来にツタエル。」の一環として「小泉八雲:100年前のメッセージ展」が2月18日(水)まで開催中です。

兵庫県立図書館 ふるさと防災特別展示「未来にツタエル。」

120年前、神戸で新聞記者をしていた小泉八雲は、津波の前兆を察した村の長が稲に火をつけ村人を救った『稲むらの火』の原作『生き神』を神戸で書きました。教育者で英文学作家、ジャーナリストだった八雲は未来の私たちにむけ「怪談」をはじめたくさんのメッセージを残しています。その作品からは「時空を超えた真理」を読み取れます。そのこころや足跡を原稿やゆかりの品、著作などでたどります。(チラシより)

関連企画として1月25日(日)に開催される朗読ライブでは、講談と三味線で「生き神」を上演。30日(土)にはハーンの曾孫・小泉凡さん(島根県立大学短期大学部教授)の講演会があります。

兵庫県立図書館 小泉凡講演会×朗読ライブ

平成26年11月23日県公館で開催し好評だった「小泉八雲朗読の夕べ」の小泉凡さんの防災講演を、県立図書館で本の寄贈キャンペーンイベントとあわせて拡大版で開催。 朗読ライブは120年前の神戸で小泉八雲が書いた防災メッセージ『生き神』(稲むらの火の原作)を三味線と講談で、また、文学で歴史を伝える神戸在住の作家陳舜臣さんの作品よりゲストに牛尾淳さんをお迎えしての2本立て。乞うご期待!

『神戸新聞』に記事が掲載されました。

神戸新聞NEXT|明石|筑紫哲也さんや小泉八雲の災害への思い 県立図書館で防災展

静岡新聞: 八雲の紙芝居など並ぶ 焼津・静岡福祉大が出張展示会/「浜言葉」の文化紹介 静岡福祉大で企画展

11月の『静岡新聞』より、静岡県焼津市で開催された2つの展覧会の記事をご紹介。静岡福祉大学附属図書館から焼津小泉八雲記念館に出張展示した「紙芝居から伝える小泉八雲」展と、同図書館で1月23日まで開催中の企画展「焼津の浜言葉と方言紙芝居」です。

八雲の紙芝居など並ぶ 焼津・静岡福祉大が出張展示会 | 静岡新聞

「浜言葉」の文化紹介 静岡福祉大で企画展 | 静岡新聞

山陰中央新報: 伊達淳さんの連載「アイルランドの物語を読む」にハーン作品

アイルランド文学の翻訳を手がける松江の出版社・恵光社の伊達淳さんが、先月より『山陰中央新報』で「アイルランドの物語を読む」と題した連載を開始。ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の作品も取り上げられています。


 

【7/15 記事追加】静岡福祉大学で企画展「紙芝居から伝える小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)」7月15日から

静岡福祉大学附属図書館(静岡県焼津市)で、企画展「紙芝居から伝える小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)」が明日15日(火)から始まります(11月7日(金)まで)。

焼津を愛したハーンと自然災害をテーマにした同館の企画展は、「小泉八雲と自然災害——ヘルンさんからのメッセージ」や「子どもの防災教材・稲むらの火誕生と服部一三——八雲を日本へ導いた人物」(ともに2012年)に続くものです。

開催初日の明日はオープニング企画として、「TSUNAMI」などハーン原作の紙芝居を上演している錦織明・出雲かんべの里館長と、同大学紙芝居研究会による紙芝居の会が開かれます。

 
地元紙『静岡新聞』の記事。

 
【↓ 7/14 20:30 記事追加】

 
【↓ 7/15 記事追加】

 

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