投稿:2012年09月26日(水)
今年も9月26日、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の命日を迎えました。
先日22日(土)の夜、八雲が愛した石狐たちがいる城山稲荷神社に、500本ものろうそくが灯りました。毎年八雲の命日に近い土曜日に催される「へるんさんの燈明会」です。
八雲の没後100年に当たる2004年に始まったこの「燈明会」、八雲を偲ぶ松江の行事の中でも新しいものですが、今では松江の秋の風物詩となりました。
今年は、神社にほど近い小泉八雲記念館で開催中の企画展「『知られぬ日本の面影』への旅:高嶋敏展写真展」の関連企画、まちあるきツアー「ぶら!へるん」から生まれた写真サークル「へるん写真部」が、写真撮影に訪れていました。
へるん写真部や、8月に実施された子ども塾「スーパーヘルンさん講座」に参加した小学生たちが、松江の八雲ゆかりの地を撮影した写真を鑑賞する「へるんさんの幻灯会」が、29日(土)の夜に開催されます。場所は、小泉八雲記念館や小泉八雲旧居が立ち並ぶ塩見縄手の「武家屋敷」です。
折しも松江城を囲むこの一帯が行灯の日で照らされる松江水燈路の一夜、ほのかな灯りを追いかけながら、武家屋敷をのぞいてみてください。
※「へるんさんの燈明会」の写真は、「『知られぬ日本の面影』への旅:高嶋敏展写真展」のFacebookページに順次公開されています。あわせてご覧ください。
タグ: へるんさんの燈明会, へるん写真部, 八雲忌, 城山稲荷神社, 子ども塾「スーパーヘルンさん講座」, 小泉八雲記念館, 武家屋敷, 狐, 高嶋敏展
投稿:2011年09月20日(火)
9月23日(金・秋分の日)から25日(日)にかけての3連休、松江では小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)にちなむイベントが多数実施されます。まとめてご紹介します。3連休の松江は“ヘルンさん”とご一緒にお楽しみください。
11:30-18:00
松江市総合文化センター
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小泉八雲の命日(9月26日)のころに毎年開催される、中高生が小泉八雲作品を英語で暗唱するコンテストです。アトラクションは、八雲曾孫・小泉凡さんの講演「小泉八雲と“tsunami”:大震災後のみちのくで」と、松江を拠点に活動する劇団幻影舞台の朗読劇「津波:稲むらの火」。一般の方も無料でご入場いただけますので、お好きな時間帯にお越しください。
13:30-17:30(受付13:00)
島根県民会館 3階 大会議室
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こちらも小泉八雲の命日(9月26日)のころに毎年開催される、八雲をしのぶ俳句会。今年は規模を拡大し、松江のみならず島根・鳥取両県の愛好者に投句を呼びかけました。「八雲忌」の季語を定めた高浜虚子の曾孫・坊城俊樹さんの記念講演も。
19:00-21:00
城山稲荷神社
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八雲の「狐 (“Kitsune”)」(『知られぬ日本の面影 (Glimpses of Unfamiliar Japan)』)ゆかりの神社で、石狐がロウソクの灯りで照らされる一夜。
19:00-20:00
武家屋敷
23日の第45回ヘルンをたたえる青少年スピーチコンテストに出演する中高生が、八雲の怪談を英語で語ります。松江水燈路期間中の夜間無料開放につき、入場無料。
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12月25日(日)まで
小泉八雲記念館
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10月16日(日)までの毎週土曜・日曜・祝日
松江城周辺
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小泉八雲記念館などの開館時間延長、へるんさんの燈明会(上述)、英語で怪談ナイト(上述)ほか。
タグ: プラバホール, ヘルンをたたえる青少年スピーチコンテスト, 俳句, 八雲忌, 劇団幻影舞台, 城山稲荷神社, 小泉八雲記念館, 小泉凡, 島根県民会館, 怪談, 東北関東大震災, 松江水燈路, 武家屋敷, 津波, 狐, 生き神, 稲むらの火