投稿:2015年07月26日(日)
新宿歴史博物館(東京都新宿区)で、新宿区と熊本県による協働企画展「熊本と新宿をつなぐ作家 漱石・八雲」が7月19日(日)に始まりました。
新宿ゆかりの作家、夏目漱石と小泉八雲。
時期は異なりますが熊本で数年を過ごし、新宿でその生涯を終えました。
二人とも旧制第五高等学校(現・熊本大学)で教鞭をとり、熊本で家庭を持ち、そこで初めての子どもを授かっています。
二人が人生の重要な時期を過ごした熊本時代に焦点を当て、円熟した新宿時代の原点を探ります。
(新宿歴史博物館のホームページより)
7月4日(土)に開催した八雲会創立100年記念講演会・シンポジウム「八雲の記憶、百年の継承。」に東京からご参加の会員さんのおみやげがこれでした。漱石といえば猫、ハーンのニックネームにちなむカラス、そして今や熊本県の顔であるくまモンが一堂に会した、かわいらしい広告です。
たぶん楽しいやつ pic.twitter.com/qe6jgd03Ol
— 汝是可畏之神。 (@hmkrlml) 2015, 7月 24
これ見ているだけで楽しそうですよね。
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投稿:2015年05月06日(水)
映像クリエイター・FROGMANさんと、怪異蒐集家・木原浩勝さんが、松江での取材をもとに作ったアニメ『平成松江怪談』の第2弾「出前」が公開されました。本編のあとには、4月より始まった松江の怪談ツアー「ちどり娘と行く八雲の“Kwaidan散歩”」の紹介も。
アニメのニュースサイト「アニメイトTV」でも取り上げられています。
FROGMAN×木原浩勝『平成松江怪談』第2話が配信開始 – アニメイトTV
こちらは『産経新聞』の記事。
「怪談のふるさと松江」キャンペーンサイトには、“松江の吉田くん”のコメントが。
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投稿:2015年04月24日(金)
在アイルランド日本大使館や国際交流基金のサポートもと、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の故国のひとつであるアイルランド各地で開催中のJapanese Film Festival 2015。上映作品は近年日本で公開されたものが中心ですが、その中に混じって、1965(昭和40)年日本公開のハーン原作/小林正樹監督《怪談》も取り上げられ、18日(土)にウォーターフォードのGarter Lane Arts Centreで、23日(木)はダブリンのLight House Cinemaで上映されました。
In advance of the planned opening of the Lafcadio Hearn Gardens Tramore later this year, it seemed fitting to screen the…
Posted by Japanese Film Festival Ireland on 2015年4月18日
Last screening of this year's festival happens at 6pm tonight at the Light House Cinema. It's a goodie – a rare chance…
Posted by Japanese Film Festival Ireland on 2015年4月23日
同フェスティバルの上映作品には、島根県松江市と出雲市を結ぶ一畑電車の運転士を主人公とする作品《RAILWAYS:49歳で電車の運転士になった男の物語》(錦織良成監督、2010年)も含まれています。
The first of the 4 special Japan Foundation film screenings, hosted as part of the Festival, takes place this evening at…
Posted by Japanese Film Festival Ireland on 2015年4月20日
投稿:2015年04月22日(水)
4月21日(火)、全国の小学6年生と中学3年生を対象に実施された2015年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)のうち、中学校の国語Bでラフカディオ・ハーン(小泉八雲)「貉(むじな)」からの出題がありました。
「貉」からの出題は3問で、本作の原文が英語で書かれたことを踏まえた以下のような設問も。
「お泣きなさるな」は、原文では「Do not cry」(「泣いてはいけない」の意味)と書かれています。この部分を「お泣きなさるな」と翻訳したことで、どのようなことを伝える効果がありますか。
問題と解答、解説資料のPDFファイルが報道各社のサイトで公開されています。
投稿:2015年04月15日(水)
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の怪談を映画化した《とっとりの幽霊布団》の完成記念上映会が、4月11日(土)に映画の舞台地・鳥取市で開催されました。当日はハーン曾孫の小泉凡さんが来場。その模様を主催者のブログが伝えています。
<八雲ワールド>小泉凡さんがとっとりの幽霊布団を鑑賞されました – 鳥取黒木龍馬会&鳥取の映画製作委員会
八雲パワーの良い表情記念写真 – 鳥取黒木龍馬会&鳥取の映画製作委員会
こちらは来場者のブログ。
一般上映会はひきつづき5月まで開催されるとのことです。
投稿:2015年04月11日(土)
「怪談のふるさと松江」の観光キャンペーンの一環として昨年11月に東京で開催されたイベント「松江市プレゼンツ2014 吉田の晴れときどき怪談:怪談のふるさと松江1周年」でお披露目されたオリジナル怪談アニメ『平成松江怪談』シリーズの無料公開が始まり、第1弾として「イケコ」がインターネットで見られるようになりました。
『平成松江怪談』は、『秘密結社鷹の爪』で知られる映像クリエイターのFROGMANさんと、『新耳袋』の著者である怪異蒐集家・木原浩勝さんの共作。松江観光大使を務める二人が現代の松江に伝わる怪談を取材して作品化したものです。
ニュースサイトのGIGAZINEが、「イケコ」のあらすじとともに記事を掲載しています。
オリジナル怪談アニメ「平成松江怪談」シリーズの無料公開がスタート
こちらが今回公開された「イケコ」。冒頭では“松江の吉田くん”が、松江とラフカディオ・ハーン(小泉八雲)、怪談のかかわりについて解説したのち、本編に入ります…。
「怪談のふるさと松江」キャンペーンサイトにも『平成松江怪談』の情報が追加され、4作品の公開スケジュールも掲載されています。
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投稿:2015年04月04日(土)
4月2日は『怪談(Kwaidan)』刊行の日(1904〈明治37〉年)、今日4日は来日の日(1890〈明治23〉年)と、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の記念日がつづきましたが、偶然にも両日とも、出版社のTwitterアカウントからハーンに関係のあるマンガをオススメされました。
小学館のマンガ情報アカウントが4月2日に取り上げたのは、先月末に刊行されたばかりの山本おさむ『そばもん ニッポン蕎麦行脚』第17集。出雲そばに取材し、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)も深くかかわるエピソード「出雲そばルネサンス」が前半5話にわたって収録されています。
4月2日は、小泉八雲が『怪談 (Kwaidan)』を刊行した日。松江の地を深く愛した小泉八雲の生き様に触れつつ、出雲そばと江戸そばの対比を描いた『そばもん』最新第17集試し読みは→http://t.co/OXzmyZaw8Y pic.twitter.com/9bG8wnzIFc
— コミスン 小学館のマンガ情報メディア (@comic_sn) 2015, 4月 2
小学館のサイトより同書の情報。最初の1話分の試し読みができます。
宝島社のマンガ情報アカウントが今日オススメしてきたのは、関川夏央/谷口ジロー『「坊っちゃん」の時代』(双葉社)。書名から察せられるように夏目漱石が主人公の本作で、「間接的とはいえ、このマンガのなかで非常に大きな存在感を醸し出している」というのがラフカディオ・ハーン。
島根県松江市にも縁の深い学者が日本文化に触れた日です。4月4日は小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が初めて来日した日 『「坊っちゃん」の時代』を読もう! 【きょうのマンガ】 http://t.co/tzLKDPreY5 #konomanga
— 「このマンガがすごい!」編集部 (@konomanga_jp) 2015, 4月 3
同書の公式サイト。
タグ: 「坊っちゃん」の時代, そば, そばもん, マンガ, 出雲, 双葉社, 夏目漱石, 宝島社, 小学館, 山本おさむ, 怪談, 来日, 松江, 知られぬ日本の面影, 谷口ジロー, 関川夏央
投稿:2015年04月02日(木)
先日お伝えしましたNPO法人松江ツーリズム研究会が実施する新しいツアー「ちどり娘と行く八雲の“Kwaidan(怪談)”散歩」が4月1日(水)より始まりました。初日の模様を『山陰中央新報』が伝えています。
下記リンク先よりチラシのPDFファイルをダウンロードすることができます。デザインは「松江ゴーストツアー」にひきつづき、石川陽春・八雲会常任理事が担当しています。
タグ: ちどり娘, ツアー, 八雲の“Kwaidan”散歩, 城山稲荷神社, 大雄寺, 小泉八雲旧居, 小泉八雲記念館, 山陰中央新報, 怪談, 新聞記事, 月照寺, 松江ゴーストツアー, 松江城, 清光院, 知られぬ日本の面影, 石川陽春, 神々の国の首都
投稿:2015年03月22日(日)
松江市内のラフカディオ・ハーン(小泉八雲)ゆかりの地をめぐる「松江ゴーストツアー」を実施するNPO法人松江ツーリズム研究会が、ハーンにちなむ新しいツアー「八雲の“Kwaidan(怪談)”散歩」を4月1日より開始することを、『山陰中央新報』が伝えています。「松江ゴーストツアー」が夜間に実施するのに対して、「八雲の“Kwaidan(怪談)”散歩」は日中のツアー。「松江ゴーストツアー」でも訪ねる怪談スポットに加え、小泉八雲記念館と小泉八雲旧居も訪問。記事には、ガイドの練習をする「ちどり娘」の写真や、山本素久理事長(八雲会理事)のコメントなどが掲載されています。
タグ: ちどり娘, ツアー, 八雲の“Kwaidan”散歩, 城山稲荷神社, 大雄寺, 小泉八雲旧居, 小泉八雲記念館, 山本素久, 山陰中央新報, 怪談, 新聞記事, 月照寺, 松江ゴーストツアー, 松江城, 清光院, 知られぬ日本の面影, 神々の国の首都
投稿:2014年12月30日(火)
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)没後110年の2014年、例年にも増してハーンの話題が豊富な1年となりましたが、とりわけインパクトのあった出来事のひとつがこれ。ハーンの命日に発売された“怪談スイーツ”、その名も「ほういちの耳まんぢう」です。八雲会ブログでは、発売時に関連報道をまとめましたが、当時ご紹介できなかった記事や写真とともに改めて取り上げます。
「ほういちの耳まんぢう」は、島根県立大学短期大学部松江キャンパスの学生グループ「ゴーストみやげ研究所」と、「どじょう掬いまんじゅう」などで知られる中浦食品株式会社による産学共同開発で誕生。開発の経緯や商品の詳細については、同大学のサイトからリンクをたどってご覧いただけます。
ほういちの耳まんぢう|島根県立大学短期大学部 松江キャンパス
こちらは中浦食品のFacebookページの記事。
八雲会のFacebookページに写真をのせました。発売翌日、島根県観光物産館で行われた試食販売におじゃましたときの模様です(ご紹介が遅くなりすみません……)。
試食販売の翌日には、「第48回ヘルンをたたえる青少年スピーチコンテスト」の会場へチラシを配りに来てくださいました。急遽お誘いしたにもかかわらず、ありがとうございました。
ゴーストみやげ研究所のブログより、商品開発にあたって目指したもの、心がけたこと。
今回の商品が「ほういちの耳まんぢう」ということで、名前を聞いただけでは少し抵抗を感じる方もおられると思います。
しかし、私たちも耳をモチーフにしたお菓子というのは道徳的に考えてデリケートに扱わなければならないという思いがあったので慎重に商品開発を進めてきました。
抵抗を感じさせないために、まんじゅうをリアルな耳の形ではなく丸くて可愛らしい形にし、色もピンクにして可愛らしく温かみのある仕上がりにしました。
また、パッケージデザインもターゲット層である怪談に興味のある2、30代の若い女性に喜んでもらえるだけでなく、怪談に興味のない人にも手にとってもらいやすいように怪談ぽさを残しつつ親しみやすさを感じさせるようなデザインにしました。
「ほういちの耳まんぢう」は、島根県観光物産館(松江城大手前)、シャミネ松江店(JR松江駅内)、美肌マルシェ(玉造温泉)で販売されています。年末年始に初詣や帰省などで松江へお越しのみなさん、ぜひチェックしてみてくださいね。
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