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「へるんさんのふるさとアイルランドこども展」3月17日まで

アイリッシュ・フェスティバル in Matsue 2015は、目玉行事のセント・パトリックス・デイ・パレードは1週間前に終わりましたが、カラコロ工房での展示やショップ、グリーンライトアップは、セント・パトリックス・デイ当日の3月17日(火)まで続きます。その中のひとつ、松江市内の小学生がアイルランド、そして同地をルーツのひとつとするラフカディオ・ハーン(小泉八雲)について調べ、学んだ成果を発表する「へるんさんのふるさとアイルランドこども展」が、今年も開催されています。

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セント・パトリックス・デイ・パレードに出席したアン・バリントン駐日アイルランド大使も観覧しました。

 

【10/19記事追加】「出でよ! 21世紀の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)《新作怪談》大募集」優秀作発表

《新作怪談》優秀賞受賞作が掲載されている『湖都松江』第28号

《新作怪談》優秀賞受賞作が掲載されている『湖都松江』第28号

松江市文化協会『湖都松江』編集部と松江観光協会がラフカディオ・ハーン(小泉八雲)没後110年を記念して実施した「出でよ! 21世紀の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)《新作怪談》大募集」の優秀賞受賞作が、ハーンの命日を2日後に控えた9月24日(水)に発表されました。

  • 桜太夫のふるまい  相田美奈子(神奈川県藤沢市)
  • 夜松の女  石橋直子(島根県松江市)
  • 土蔵  稲垣考人(東京都三鷹市)
  • 誘母燈  但馬戒融(滋賀県大津市)
  • 笑う石  津島研郎(東京都武蔵野市)
  • 紅い傘  原美代子(島根県出雲市)
  • 山田浅右衛門覚書—目あき首—  原里佳(大阪府堺市)
  • 思いのまま  森岡隆司(広島県広島市)

 
(敬称略)

応募総数480点から、「八雲」の名にちなんで8点選ばれた受賞作。江戸時代の出雲を舞台にした当地らしい作品(原美代子さん「紅い傘」ほか)もあれば、「最新の家庭用自在スクリーン」が物語の鍵となる作品(森岡隆司さん「思いのまま」)も。

報道発表の模様が新聞各紙でも報道されています。

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山陰日本アイルランド協会: 【今日】平成25年度総会とミニレクチャー「日本(語)で読むアイルランドの物語」

山陰日本アイルランド協会では、5月10日に平成25年度総会をカラコロ工房(島根県松江市)で開催します。恒例のミニレクチャーでは、アイルランド文学の翻訳・出版を手がける恵光社代表の伊達淳さんが「日本(語)で読むアイルランドの物語」と題してお話しします。

今日いよいよ最終日、造形美術展「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン」

カラコロ工房での展示

10月10日から開催されてきました造形美術展「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン」、カラコロ工房、小泉八雲記念館とも今日までの開催です。まだお出かけでない方はどうかお見逃しなく!

小泉八雲記念館での展示

造形美術展「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン」のフォトアルバムに、カラコロ工房の展示写真を追加しました

造形美術展「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン」のフォトアルバムに、カラコロ工房での展示写真70点を追加しました。

カラコロ工房と小泉八雲記念館での展示は、14日(日)までの開催です。

スライドショー

カラコロ工房の写真は終盤に登場します。

アルバム

下記の画像をクリックすると、アルバムのページに移動します。

オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン (The Open Mind of Lafcadio Hearn)

撮影:影山弓子

「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン」今日からカラコロ工房で展示/The Japan Timesに掲載されました

カラコロ工房(2007年3月撮影)

造形美術展「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン」で、3日まで松江城天守閣に展示していた作品が、今日からカラコロ工房に移りました。小泉八雲記念館の展示とともに、14日(日)までの開催です。

カラコロ工房の建物は、もともと日本銀行松江支店として建てられ、ギリシャ風の大きな列柱がファサードに並ぶ西洋のクラシックな様式が、銀行らしい風格と存在感を醸し出しています。1938(昭和13)年竣工、数多くの銀行建築を手がけた長野宇平治(1867-1937)最晩年の作品です(竣工は没後)。現在は、工芸の店舗・工房やイベント会場として活用されています。

美術展の展示は、旧日本銀行松江支店だったこの建物の歴史が感じられる空間、地下金庫室を改装したギャラリーです。展示作業に立ち会った美術展担当者によれば、スポットライトの照明でギャラリーの趣の出た展示になっているそうです。

ちなみにカラコロ工房の「カラコロ」は、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の「神々の国の首都 (“The Chief City of the Province of Gods”)」(『知られぬ日本の面影(日本瞥見記)』 Glimpses of Unfamiliar Japan)の冒頭に書かれた、松江大橋を渡る人びとの下駄の音色に由来するそうです。ちなみに、カラコロ工房と同じく京橋川に面して、カラコロ広場という広場もあり、その壁には八雲の来日に同行した挿絵画家ウェルドンが描いた、旅行カバンを持つ後ろ姿の八雲が、レリーフとなって埋め込まれています。

さて、昨日付の英字新聞The Japan Timesに、美術展の詳しい記事が掲載されました。いくつかの展示作品をめぐって、八雲の生涯と作品との関係も掘り下げられた興味深い記事です。同紙ホームページにも掲載されていますので、ご覧ください。

“A journey inside the mind of Lafcadio Hearn”
By LISA GAY and FINTAN MONAGHAN
The Japan Times, 5th Novemver, 2010