八雲会ブログ

ホーム » 八雲会ブログ

【10/19記事追加】「出でよ! 21世紀の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)《新作怪談》大募集」優秀作発表

《新作怪談》優秀賞受賞作が掲載されている『湖都松江』第28号

《新作怪談》優秀賞受賞作が掲載されている『湖都松江』第28号

松江市文化協会『湖都松江』編集部と松江観光協会がラフカディオ・ハーン(小泉八雲)没後110年を記念して実施した「出でよ! 21世紀の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)《新作怪談》大募集」の優秀賞受賞作が、ハーンの命日を2日後に控えた9月24日(水)に発表されました。

  • 桜太夫のふるまい  相田美奈子(神奈川県藤沢市)
  • 夜松の女  石橋直子(島根県松江市)
  • 土蔵  稲垣考人(東京都三鷹市)
  • 誘母燈  但馬戒融(滋賀県大津市)
  • 笑う石  津島研郎(東京都武蔵野市)
  • 紅い傘  原美代子(島根県出雲市)
  • 山田浅右衛門覚書—目あき首—  原里佳(大阪府堺市)
  • 思いのまま  森岡隆司(広島県広島市)

 
(敬称略)

応募総数480点から、「八雲」の名にちなんで8点選ばれた受賞作。江戸時代の出雲を舞台にした当地らしい作品(原美代子さん「紅い傘」ほか)もあれば、「最新の家庭用自在スクリーン」が物語の鍵となる作品(森岡隆司さん「思いのまま」)も。

報道発表の模様が新聞各紙でも報道されています。

この投稿の続きを読む »

山陰日本アイルランド協会創立20年…15年2月1日に記念の映画祭

創立20年にあわせてリニューアルされた山陰日本アイルランド協会のホームページ

創立20年にあわせてリニューアルされた山陰日本アイルランド協会のホームページ

山陰日本アイルランド協会(内藤守会長)が9月25日(木)に創立20年を迎えました。

同協会は、アイルランド人を父に持ち、少年期をアイルランドで過ごしたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が、明治時代の山陰地方を書いた作品『知られぬ日本の面影(Glimpses of Unfamiliar Japan)』を出版して100年目に当たる1994年に創立。松江を中心に、アイルランド、ケルトの文化への理解を深めることを目的に活動しています。

25日(木)には同協会のホームページがリニューアル。同協会創立20周年とハーン没後110年を記念して、2010年以降公開されたアイルランド映画の上映会「アイリッシュ・フィルム・デイ:心あたたまるアイルランドの一日」を、2015年2月1日(日)に松江市市民活動センターSTICビル(島根県松江市)で開催する計画を発表しました。

山陰日本アイルランド協会は創立20周年を迎えました

アイリッシュ・フィルム・デイ:心あたたまるアイルランドの一日

10月もハーンに親しむイベントがいっぱい

秋は各地でラフカディオ・ハーン(小泉八雲)に親しむイベントがいっぱい。ここでは、10月に開催されものからいくつかを、まとめてご紹介します。

テレビ

7月にハーン生誕の地ギリシャで上演された「小泉八雲・朗読の夕べ」を追ったドキュメンタリー番組『八雲の帰郷』が、中国・四国地方のJNN各局とBS-TBSで放送。島根・鳥取県内では12日(日)、全国で見られるBS-TBS(衛星放送)は19日(日)。

山陰放送 開局60周年記念特別番組 八雲の帰郷 〜佐野史郎&山本恭司 ギリシャ朗読ライブ〜/山陰放送

この投稿の続きを読む »

マリ・クリスティーヌ: 小泉八雲没後110年記念行事 〜ギリシャ〜

ギリシャ小泉八雲没後110年記念国際シンポジウム「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン:西洋から東洋へ」のパネリストを務めたマリ・クリスティーヌさん(文化通訳者、富山大学ヘルン文庫客員特別研究員)が、一連の記念事業についてご自身のブログで報告しています。

マリ・クリスティーヌ『小泉八雲没後110年記念行事 〜ギリシャ〜』

この投稿の続きを読む »

『日本の面影』山田太一さんの講演会、松江で10月11日

山田太一氏講演会「八雲の魅力」

山田太一氏講演会「八雲の魅力」

10月11日(土)、松江市総合文化センタープラバホール(島根県松江市)で、テレビドラマ『岸辺のアルバム』『ふぞろいの林檎たち』などで知られる作家、脚本家・山田太一さんの講演会「八雲の魅力」が開催されます。

山田さんの作品に、日本時代を中心にラフカディオ・ハーン(小泉八雲)後半生を描いた『日本の面影』があります。明治時代、近代化を推し進める日本が失いつつあったものを、ハーンを通じて見つめた作品です。1984年にNHKで全4回のテレビドラマとして放映され、ジョージ・チャキリスさんと檀ふみさんが、ハーンとセツの夫妻を演じました。

この投稿の続きを読む »

【10/1記事追加】大学生が考案「ほういちの耳まんぢう」ハーンの命日に発売

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)没後110年の命日にあたった昨日9月26日に発売された「ほういちの耳まんぢう」関連のニュースです。

大学生考案のお菓子を発売 – NHK島根県のニュース

山陰中央新報 – 怪談”味わって” ほういちの耳まんぢう販売開始

「耳なし芳一」まんじゅう発売 小泉八雲の怪談ちなみ | 日本海新聞 Net Nihonkai

ニュース|TSK 山陰中央テレビ

こちらは商品を企画した島根県立大学短期大学部の「ゴーストみやげ研究所」のブログ。

怪談スイーツプロジェクト

【↓9/28記事追加】

 
【↓9/29記事追加】

島根日日新聞

 
【↓10/1記事追加】

怪談まんじゅう:島根の女子学生ら作る – 毎日新聞

ハーン没後110年の日のつぶやき(1)

20140927death

昨日はラフカディオ・ハーン(小泉八雲)没後110年の命日でした。例によって例のごとしですが、ネットで拾った当日の声をどうぞ。

この投稿の続きを読む »

9月26日、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)没後110年の命日を迎えました

715x330_death2014

ちょうど110年前、1904(明治37)年9月26日。東京・西大久保の自宅でラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は亡くなりました。

妻セツによる回想録『思い出の記』には、その日のハーンの様子が綴られています。小泉八雲記念館(島根県松江市)で開催中の企画展「ヘルンと家族」でも取り上げられているエピソードですが、ハーンを偲ぶよすがとして、没後110年の命日にあたり、そのくだりを掲げます。

この投稿の続きを読む »

26日は八雲忌…ハーンに親しむ9月最後の週末

明日9月26日(金)は、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)没後110年の命日です。ハーンを偲ぶイベントを中心に、今週末の各地のイベントをまとめてご紹介しましょう。

松江

まず、小泉八雲記念館(島根県松江市)では、今日から28日(日)まで、遺髪塔に祭壇を設けて供養を行っています。

この投稿の続きを読む »

ブログで、ラジオで…アイリッシュ・ネットワーク・ジャパンからのトラモア便り

アイルランドの海辺の町・トラモア。少年期のラフカディオ・ハーン(小泉八雲)がたびたび訪れたこの地に、来年は小泉八雲庭園(lafcadio Hearn Gardens)が開園する予定です。

アイリッシュ・ネットワーク・ジャパンのブログ「The Irish Today」には、トラモア滞在のリポートが掲載されました。

The Irish Today

こちらはアイリッシュ・ネットワーク・ジャパンの田面徹さんが出演したラジオ番組。ハーンゆかりの二つのまち、トラモアと松江の話題が出てきます。英語だけでなく日本語でもリスナーに語りかけていますよ。

The Breakfast Supplement Special: Tramore – Ireland’s Bridge to Japan by Tcr Fm on Mixcloud

【10/11記事追加】『NHKアーカイブス』で放送「再発見 小泉八雲の世界」

9月15日(月・祝)にNHK総合テレビで放送された『NHKアーカイブス』の「再発見 小泉八雲の世界」。NHKで過去に制作されたハーンを特集した番組と、ゲスト出演したハーン曾孫の小泉凡さんの話を通じて、「八雲が見出した美しい日本の面影をたどると共に、没後110年となる今、小泉八雲の精神性や作品になぜ世界からも注目が集まるのかを探る」(番組ホームページ)という番組でした。

番組内で再放送されたのは、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)没後100年に当たった2004年制作の『ハイビジョンふるさと発「美しき日本の面影 没後100年 小泉八雲のアルバム」』。ハーンの孫・小泉時さん所蔵のアルバムを紐解きながら、ハーンが足跡を残した松江、熊本、神戸、東京、焼津の各地を訪ね、日本に向けたハーンのまなざしを、丹念に描き出していました。

NHKアーカイブス(番組)|これまでの放送

祝日の午後に全国で放送されましたので、ネットで多数の視聴者の反応に出会うことができました。その一部をまとめてみました。

この投稿の続きを読む »

北日本新聞: デング熱ウイルスを媒介 ハーンも短編に

デング熱に関連して、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と蚊について取り上げた新聞記事。『産経新聞』『佐賀新聞』につづいて、今回は富山の『北日本新聞』です。ネットでは有料会員限定で公開されている記事ですが、ヘルン文庫でおなじみ、地元の富山大学附属図書館のTwitterアカウントが補足解説をしています。

この投稿の続きを読む »

【10/1記事追加】The Japan Times: Lafcadio Hearn: ‘Japanese Thru and Tru’ / Glimpses of Lafcadio Hearn’s Matsue

英字紙The Japan Timesに、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の記事2本が掲載されました。

『旅する帽子:小説ラフカディオ・ハーン』(講談社)、The Dream of Lafcadio Hearn(黒田藩プレス)の著者ロジャー・パルバース(Roger Pulvers)さんによる評伝。

Lafcadio Hearn: ‘Japanese Thru and Tru’

ハーンが愛した松江と、足をのばして足立美術館(島根県安来市)の日本庭園を訪ねる旅。

Glimpses of Lafcadio Hearn’s Matsue

【9/22記事追加】ロジャー・パルバースさんによる記事の増補改訂版。

The Life and Death of Lafcadio Hearn: A 110-year perspective :: JapanFocus

【10/1記事追加】

清和文楽の里まつりで「雪おんな」ギリシャ凱旋公演

「小泉八雲・朗読の夕べ」のギリシャ凱旋公演が松江で初日を迎えた9月14日(日)は、同じくギリシャ小泉八雲没後110年記念事業「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン:西洋から東洋へ」で上演された清和文楽「雪おんな」の凱旋公演も、活動拠点である清和文楽館(熊本県山都町)で行われました。当日は同館一帯で「清和文楽の里まつり」が開催されていました。

この投稿の続きを読む »

「小泉八雲・朗読の夕べ」ギリシャ凱旋公演、松江で初日

ギリシャ小泉八雲没後110年記念事業「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン:西洋から東洋へ」で初の海外公演を果たした、俳優・佐野史郎さんとギタリスト・山本恭司さんの小泉八雲・朗読の夕べ「望郷:失われることのない永遠の魂の故郷」。その凱旋公演が、9月14日(日)の松江市総合文化センターで幕を開けました。当日の模様をネットで見つけた記事でまとめました。

このブログですっかりおなじみ、怪異蒐集家・木原浩勝さんも観覧。楽屋の様子まで伝えてくださいました。


この投稿の続きを読む »

【9/18記事追加】東京都写真美術館「岡村昭彦の写真」展、9月23日まで

アイルランドに移り住み、北アイルランド紛争やベトナム戦争を取材したフォトジャーナリスト・岡村昭彦の回顧展「岡村昭彦の写真:生きること 死ぬことのすべて」展が、東京都写真美術館(東京都目黒区)で9月23日(火)まで開催中です。同展には、アイルランド人を父とし、アイルランドで少年期を送ったラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の足跡を追った業績も紹介されています(詳しくは、下記リンク先の「出品作品リスト」のPDFファイルをご覧ください)。

東京都写真美術館

この投稿の続きを読む »

新宿・稲荷鬼王神社で「耳なし芳一」の立体絵画を展示、9月18日まで

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)終焉の地・東京都新宿区にある稲荷鬼王神社で、ハーン没後110年を記念する展示が18日(木)まで開催中です。怪談「耳なし芳一」を題材に製作した木製の立体絵画が展示されています。

詳しくは新宿区のサイトをご覧ください。

新宿区:歌舞伎町の神社で小泉八雲にまつわる展示を実施

神社のおとなりにある工務店のブログ。この作品の額縁を作ったとのこと。より大きな作品の写真があります。

耳なし芳一の額縁

産経新聞: 熊本とギリシャ結ぶ人形浄瑠璃 八雲ゆかりの両地で公演

7月のギリシャ小泉八雲没後110年記念事業「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン:西洋から東洋へ」で行われた熊本県山都町の人形芝居・清和文楽「雪おんな」公演について、『産経新聞』に掲載されました。

熊本とギリシャ結ぶ人形浄瑠璃 八雲ゆかりの両地で公演

この投稿の続きを読む »

ハーンの怪談聴きながら…「怪談夜話幽覧船」一夜限りの運航

9月13日(土)夜、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の怪談を聴きながら松江の堀川遊覧を楽しむ「怪談夜話幽覧船」が運航されました。

夜の遊覧船、怪談にぞくっ 八雲ゆかりの松江で – 47NEWS(よんななニュース)

山陰中央新報 – 幽覧船、秋の一夜満喫 松江・堀川

こちらは乗船された方のツイート。


 

【9/13 12:00記事追加】広報こしがや季刊版2014年秋号: 山本恭司さんと佐野史郎さんのインタビュー、「小泉八雲・朗読の夕べ」越谷公演を前に

俳優・佐野史郎さんとギタリスト・山本恭司さんによる「小泉八雲・朗読の夕べ」、今年はギリシャ凱旋公演と銘打って全国7会場で行われます。二人の出身地である松江での公演は、明日14日(日)に迫りました。

松江に続いて21日(日)に公演が行われる埼玉県越谷市の広報誌『広報こしがや季刊版』2014年秋号には、二人のインタビューが掲載。PDFファイルが公開されています。。同市は山本さんの居住地です。

【12:00記事追加】インタビューはHTML、PDF、動画で公開されています。

ロック・ギタリスト 山本恭司さん  俳優 佐野史郎さん 越谷市公式ホームページ


この投稿の続きを読む »

鎌倉朝日 2014年9月1日号: 池田雅之さんの寄稿「ギリシアで八雲のシンポジウム」

『朝日新聞』の姉妹紙で、鎌倉市を中心に配付されている月刊紙『鎌倉朝日』9月1日号に、ギリシャ小泉八雲没後110年記念国際シンポジウム「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン:西洋から東洋へ」のパネリストを務めた池田雅之さん(早稲田大学教授)の寄稿「ギリシアで八雲のシンポジウム」が掲載されました。同紙のサイトで紙面のPDFファイルを読むことができます。

 

『小説現代』2014年9月号の「小泉凡×木原浩勝 松江怪談談義レポート」ネットで公開

発売中の『小説現代』2014年9月号(講談社)に掲載されているラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の曾孫・小泉凡さんと怪異蒐集家・木原浩勝さんの対談イベント「第2回松江怪談談義」のリポートが、同誌のホームページでも読めるようになりました。誌面のPDFファイルがページに埋め込まれています。


 

読売新聞: 「ぞくっ」夜の遊覧船で八雲の怪談話

9月13日(土)に松江市の堀川で運航される「怪談夜話幽覧船」について、既報の『山陰中央新報』につづいて『読売新聞』にも記事が掲載されました。

「ぞくっ」夜の遊覧船で八雲の怪談話

お菓子の香梅帯山店で「雪おんな」ミニ公演

ギリシャ小泉八雲没後110年記念事業「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン:西洋から東洋へ」で上演された「雪おんな」の写真展を開催中のお菓子の紅梅帯山店(熊本市)で5日(金)、「雪おんな」の一部を上演するミニ公演が行われました。

この投稿の続きを読む »