投稿:2014年09月24日(水)
アイルランドの海辺の町・トラモア。少年期のラフカディオ・ハーン(小泉八雲)がたびたび訪れたこの地に、来年は小泉八雲庭園(lafcadio Hearn Gardens)が開園する予定です。
アイリッシュ・ネットワーク・ジャパンのブログ「The Irish Today」には、トラモア滞在のリポートが掲載されました。
こちらはアイリッシュ・ネットワーク・ジャパンの田面徹さんが出演したラジオ番組。ハーンゆかりの二つのまち、トラモアと松江の話題が出てきます。英語だけでなく日本語でもリスナーに語りかけていますよ。
The Breakfast Supplement Special: Tramore – Ireland’s Bridge to Japan by Tcr Fm on Mixcloud
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投稿:2014年08月28日(木)
JFN加盟7局で放送しているラジオ番組『ラジオ版 学問ノススメ』に、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の曾孫・小泉凡さんがゲスト出演。島根・鳥取県内では30日(土)9:00からエフエム山陰で放送されますが、同番組のホームページでも出演回の聴取ができるようになっています。インターネットに接続しながら聴けるストリーミング配信と、PCやスマートフォンなどにダウンロードして聴くPodcastの2種類が用意されています。
7月発売の新刊『怪談四代記:八雲のいたずら』を中心に、ハーンに関する最新の話題もたっぷり楽しめます。
ゲストは島根県立大学短期大学教授、小泉八雲記念館顧問の 小泉凡さん 。講談社刊『怪談四代記 八雲のいたずら』を語る。http://t.co/vcgpyiM6BF (番組HP) http://t.co/w1zgOLlarB (iTunes) @KiharaHirokatsu
— 『ラジオ版 学問ノススメ』 (@gakumon_susume) 2014, 8月 26
『怪談四代記 八雲のいたずら』(小泉凡)製品詳細 講談社BOOK倶楽部
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投稿:2010年11月13日(土)
10月24日(日)の午後は、松江と米子で小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)関係の催しが多数重なり、八雲ファン泣かせの1日でしたね。
米子の鳥取県民文化祭の「ハーンが愛した鳥取県西部」というステージで、八雲が英語教師としての任地・松江へ赴く道中に見て魅了された「いさい踊り」という盆踊りが披露されたのと入れ替わるように、松江の洞光寺(とうこうじ)の本堂では、もうひとつの「いさい踊り」が始まろうとしていました。
「能×怪談ワークショップ みんなでつくる八雲の世界」のひとコマです。能楽師と舞台俳優の語りと、能の笛である能管とチェロによる音楽による朗読のステージの後半は、「いさい踊り」を描いた八雲の作品「盆踊り (Bon-Odori)」『知られぬ日本の面影(日本瞥見記)』 (Glimpses of Unfamiliar Japan)が取り上げられました。
朗読がいよいよ踊りの場面に入ると、雨だれの音が漏れ聞こえる本堂で、4人の出演者がいる内陣の周囲を、外陣の百数十人の観客が、能楽師が舞台を歩くときに用いる摺り足で、静かに歩みを進めます。盆踊りの踊り子たちが、草履で地面を摺るように足を動かすのを、能の技法で再現したのです。
やがて、場面は男女の踊り子の歌のかけあいへ。観客も男女に分かれて、男性はほとんどメロディーらしいもののない節回しで「野でも 山でも 子は生み置けよ 千両蔵より 子が宝」と歌い、女性はやや高低のついたメロディーで「思う男に 添わさぬ親は 親でござらぬ 子のかたき」と答えます。
このようにして、観客が参加して盆踊りの場面が作り上げられました。
今日11月13日(土)16:05からNHKラジオ第1で、このワークショップの模様を収録した『能×怪談 音でつながる八雲の世界』が島根県内で放送されます。
八雲は若くして左目を失明し、右目の視力も弱かった人ですから、目のあたりにした盆踊りは耳をたよりに脳裏に焼きつけ、筆に起こしたことでしょう。ラジオを通して「盆踊り」を聴くのは、へるんさんの身になって盆踊りを見るようなものかも知れません。
10月24日(日)午後の八雲関連イベントは以下の通り。
その他、下記の美術展が開催中でした。
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