投稿:2014年08月25日(月)
菊池寛記念館(香川県高松市)では「怖くて不思議な文学展」が8月31日(日)まで開催中です。同展は、明治期から現代までの作家たちによる“怖くて不思議な文学”作品や、作家たちと怪談をめぐるエピソードにスポットをあてた展覧会で、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)「おしどり」の草稿も展示されています。
30日(土)14:00からは、小林大輔さん(元フジテレビアナウンサー)による「耳なし芳一」「雪女」の朗読会が開催されます。入場無料(先着200名)です。
投稿:2014年08月22日(金)
今日発売の『小説現代』2014年9月号(講談社)に、7月26日(土)月照寺(島根県松江市)で開催されたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の曾孫・小泉凡さんと怪異蒐集家・木原浩勝さんの対談イベント「第2回松江怪談談義」のリポートが掲載されています。
小説現代2014年9月号、発売中! ミステリ読み切り特集、注目は本年度『闇に香る嘘』で江戸川乱歩賞を受賞した下村敦史氏の第一短篇「死は朝、羽ばたく」。あの小泉八雲の曾孫・小泉凡氏と木原浩勝氏の「松江怪談談義レポート」もお見逃しなく! pic.twitter.com/UWOl6YYMu0
— 講談社 小説現代出版部 (@shougen_k) 2014, 8月 22
投稿:2014年08月21日(木)
『読売新聞』島根版で連載企画「あやかしWATCH」が19日(火)に始まりました。第1回では、ハーンの怪談ゆかりの「小豆とぎ橋」(島根県松江市)を取り上げています。
島根ゆかりの作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン、1850〜1904)の没後110年の今年、夏の定番「怪談」が注目されている。県内各地に伝わる怪談や珍奇譚(ちんきたん)の舞台を記者が歩き、神々の地に根ざす<あやかし>に迫る。
投稿:2014年08月03日(日)
既報の通り、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)作、平川祐弘訳『骨董・怪談』(河出書房新社)が、ハーンの誕生日6月27日に発売されました。
小泉八雲 平川祐弘訳『骨董・怪談』発売になりました。「耳なし芳一」「雪女」等あまりに有名な怪談も収める、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の二大作品集『怪談』『骨董』を、ハーン研究の第一人者が個人完訳。ハーン没後110年記念出版 http://t.co/QF9HeyVYmm
— 河出書房新社 (@Kawade_shobo) 2014, 6月 30
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投稿:2014年07月28日(月)
投稿:2014年07月26日(土)
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の曾孫・小泉凡さん(八雲会名誉顧問)の新刊『怪談四代記 八雲のいたずら』(講談社)が発売されました。本書をプロデュースした怪異蒐集家・木原浩勝さんが、先日Twitterで本書の表紙と帯について解説していました。
7月25日発売の、小泉 凡著『怪談 四代記 八雲のいたずら』の表紙アップの了解いただきました。【帯無し】
デザインモチーフは『鷺草』
ナゼ鷺草かは、読めばわかります。 pic.twitter.com/KCZLSCIMQl
— 木原浩勝オフィシャル (@KiharaHirokatsu) 2014, 7月 11
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投稿:2014年07月19日(土)
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)原作の漫画『怪談』が、集英社ホームコミックス(ホーム社)の新刊として昨日7月18日に発売されました。作画は桟敷美和さん、富沢みどりさん、谷口敬さんです。
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タグ: ホーム社, 富沢みどり, 小泉凡, 怪談, 木原浩勝, 松江怪喜宴, 松江怪談談義, 桟敷美和, 谷口敬, 集英社
投稿:2014年07月10日(木)
アメリカの首都ワシントンでは5月から6月にかけて、Spooky Action Theaterという劇団が、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の原作による『Kwaidan』を上演しました。劇団のFacebookページに掲載された関連記事をご紹介します。
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タグ: Spooky Action Theater, ワシントン, 怪談
投稿:2014年07月03日(木)
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)生誕の地ギリシャのレフカダ島に開館するラフカディオ・ハーン・ヒストリカル・センターへ、富山大学から寄贈されるハーンの蔵書のレプリカが完成したという話題です。「耳なし芳一」の原話を収めた『臥遊奇談』(富山大学附属図書館ヘルン文庫所蔵)。
タグ: オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン, ギリシャ, ギリシャ小泉八雲没後110年記念事業, ヘルン文庫, ラフカディオ・ハーン・ヒストリカル・センター, レフカダ, 北國新聞, 富山大学, 怪談, 耳なし芳一, 臥遊奇談
投稿:2014年06月13日(金)
今年、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が日本で書いた著書3作品のギリシャ語訳が、Tety Solouさんの翻訳でKytherian World Heritage Fundより刊行されました。関連する記事をいくつかご紹介します。
ハーンの著書のギリシャ語訳版(上3冊)と初版(下3冊)。それぞれ左から『日本雑記(Japanese Miscellany)』(1901年初版)、『骨董(Kotto)』(1902年初版)、『怪談(Kwaidan)』(1904年初版)。
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タグ: Tety Solou, ギリシャ語, 怪談, 日本雑記, 骨董
投稿:2014年06月06日(金)
7月26日(土)と27日(日)の2日間にわたり「松江怪喜宴」開催! 26日は怪異蒐集家・木原浩勝さんと、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の曾孫・小泉凡さんのトークイベント「第2回松江怪談談義」。27日は木原さんとハーンの作品による“怪談朗読を肴に旨い日本酒を舐める会”「怪し会(あやかしかい) in 松江」。八雲会は「松江怪喜宴」を後援します。詳しくはのちほど、このホームページでご案内します。
(15:15追記)詳細を掲載しました。
【拡散希望その1】本日13時情報解禁になりました。先ずは速報❗️
きたる7月26日、島根県松江市にて『松江怪喜宴』と題したイベントが開かれます。一つは小泉凡さんと私の『第二回 松江怪談談義』❗️そして…もう一つ pic.twitter.com/4dtS0GRuSe
— 木原浩勝オフィシャル (@KiharaHirokatsu) 2014, 6月 6
【拡散希望その2】本日13時、情報解禁❗️『松江怪喜宴』さらにもう一つのイベントが豪華声優陣による怪談朗読劇『怪し会in松江』私の原作と小泉八雲の原作を朗読する、松江のみの『怪し会』スペシャルです。これぞ古典怪談と現代怪談の融合❗️ pic.twitter.com/SrFhb9HqIi
— 木原浩勝オフィシャル (@KiharaHirokatsu) 2014, 6月 6
投稿:2014年06月01日(日)
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の曾孫・小泉凡さん(島根県立大学短期大学部教授、八雲会名誉顧問)の新刊『怪談四代記 八雲のいたずら』(講談社)が、7月24日に発売されます。詳細は今後このページで随時ご紹介します。
5月31日現在、Amazon.co.jpで予約受付が始まっています。
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投稿:2014年05月17日(土)
2011年の小泉八雲記念館(島根県松江市)企画展「小泉八雲のKWAIDAN展」をふりだしに、日本各地を旅している映画《怪談》(小林正樹監督作品、1964年公開)のポスターや宣材写真は今、第22回伊豆高原アートフェスティバルで展示されています。
会場の写真。建物や照明の雰囲気がよいですね。
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タグ: オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン, ポスター, ヤン・シュヴァンクマイエル, 伊東市, 小林正樹, 小泉八雲記念館, 怪談, 映画, 野田正明
投稿:2014年05月14日(水)
松江歴史館のFacebookページに、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をテーマとする基本展示を紹介する記事が載りました。
その末尾には、
ここのコーナーで紹介している映像の中には、昨年の夏に企画展で開催していた「小泉八雲゛KWAIDAN゛の世界」で吉田くん(鷹の爪)のアニメの基となった怪談の「飴買いの女」、「化け亀」、「杜若」のお話もありますよ♪
とあります。
「吉田くんプロデュース 小泉八雲“KWAIDAN”の世界」で公開された動画は「吉田くん(鷹の爪)のアニメ」は、現在YouTubeの『秘密結社鷹の爪』を制作するDLEのチャンネルと、松江観光公式チャンネルでも公開されています。「吉田の松江大作戦」の「怪談のふるさと松江」と題するページでは、吉田くんと作者FROGMANさんのコメントとともに紹介されています。
YouTubeの動画は手軽にシェアできるのがよいところですので、このブログでもまとめておきましょう。
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タグ: FROGMAN, ろくろ首, 大亀, 小豆とぎ橋, 怪談, 普門院, 月照寺, 松江, 秘密結社鷹の爪, 耳なし芳一, 雪女
投稿:2012年10月09日(火)
最近出会った動画をご紹介。プレゼンテーション用ソフトの「PowerPoint(パワーポイント)」を使って怪談を語る「プレゼン怪談トークショー 怪談.ppt」というイベント(2012年8月30日、東京カルチャーカルチャー)の後半部分を収録した映像です。
動画の32分ごろから、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の代表作「耳なし芳一」(プレゼンテーション:林雄司、朗読:大北栄人)の登場となるわけですが、朗読は「芳一」のあらすじと解説を短い時間ながらしっかり聞かせてくれるのに、スクリーンに映し出されたPowerPointの画面は……? ここで多くは語りませんので、ともかく動画をご覧ください(笑)。
また、「芳一」のプレゼンター・林雄司さんが、下記のリンク先でプレゼンテーションの内容をテキストと画像で紹介しています。こちらを先にお読みになっても面白いと思います。
→耳なし芳一をパワポにする(デイリーポータルZ)
投稿:2012年09月27日(木)
9月22日(土)、焼津小泉八雲記念館(静岡県焼津市)で小泉八雲顕彰会の八雲忌講演会が開催され、同館の企画展「小泉八雲のKWAIDAN—怪談—展」(10月3日まで)を企画した小泉祥子・八雲会常任理事が講師を務めました。
静岡新聞 2012年7月25日付
八雲の翻訳本を紹介 焼津の記念館 命日に合わせ講演会
投稿:2012年07月10日(火)
東京に居を置いた晩年の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が毎年のように夏を過ごした静岡県焼津市で、現在開催されている八雲に関する展覧会を、2回に分けてご案内します。
焼津小泉八雲記念館の第10回小企画展示会「小泉八雲のKWAIDAN—怪談—展:翻訳本と映画の世界」は、今年3月まで松江の小泉八雲記念館で開催されていた企画展の巡回展です。ギリシャ人アート・コーディネーターのタキス・エフスタシウさんが収集した、八雲の著書のさまざまな言語に翻訳された本を、八雲晩年の代表作『怪談(KWAIDAN)』(1904年初版)を中心に紹介するとともに、国際的に高い評価を受けた小林正樹監督の映画《怪談》(1964年公開)のさまざまな言語によるポスターやスチール写真を展示しています。また、ニューヨーク在住のアーティスト・野田正明さんらが『怪談』に想を得て制作した美術作品も巡回しています。
焼津小泉八雲記念館についても、この機会に簡単にご紹介しましょう。同館は2007(平成19)年6月27日(八雲の誕生日)に焼津市文化センター内に開館し、先月開館5周年を迎えました。次の日曜日7月15日に同センター内の焼津文化会館で行われる記念式典では、八雲の曾孫・小泉凡さん(島根県立大学短期大学部教授、八雲会名誉顧問)の名誉館長委嘱式と講演会などが実施される予定です。
「KWAIDAN—怪談—展」の翻訳本や映画ポスターが展示されている通路ギャラリーの向かい側に、ビジュアルコーナーと常設展示室が並んでいます。ビジュアルコーナーでは、八雲の生涯をまとめたものと、八雲と焼津とのかかわりを紹介するものの、2本の映像展示を自由に見ることができます。常設展示室の展示内容は、八雲と焼津とのかかわりに焦点をあてたものとなっていて、「焼津にて(At Yaidzu)」などの自筆草稿や「漂流(Drifting)」の主人公・甚助が海上で遭難した際にすがって命を拾った板子など焼津ゆかりの作品に関する品々、焼津から八雲が家族に宛てた書簡、八雲が滞在した家の主人である魚屋の山口乙吉との交流、焼津で八雲顕彰に長年尽力している小泉八雲顕彰会が収集した、望遠鏡や煙管などの八雲の愛用品が展示されています。
通路ギャラリーの奥の広い空間は、八雲関連書を集めたライブラリーです。八雲の主だった作品集はもちろんのこと、焼津、松江、熊本など全国各地の八雲関係団体の会誌・会報も手にとることができます。資料の貸し出しは行っていませんが、同じ焼津市文化センター内にある焼津市立焼津図書館に貸し出し可能な資料がある旨が掲示で案内してありました。館内の通路から図書館に入ってみると、こちらの八雲関連書なかなかの充実ぶり。
そのほか、朗読会、講座、ワークショップなど、年間を通じて多数の普及事業も実施されています。こうしたイベントの日にあわせて、たっぷり時間をとって訪れるのも楽しいことでしょう。
「小泉八雲のKWAIDAN—怪談—展:翻訳本と映画の世界」は10月3日(日)まで開催されています(月曜日休館)。
タグ: タキス・エフスタシウ, 小林正樹, 小泉八雲記念館, 小泉凡, 山口乙吉, 怪談, 映画, 漂流, 焼津, 焼津にて, 焼津小泉八雲記念館, 焼津市立焼津図書館, 野田正明
投稿:2011年12月16日(金)
小泉八雲記念館(松江市奥谷町)で12月25日(月)に会期末を迎える予定だった企画展「小泉八雲のKWAIDAN展:翻訳本と映画の世界」は、好評につき来年2012年3月20日(火)まで会期を延長することになりました。なお、八雲会は同展を後援しています。
松江では、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の怪談ゆかりの地を夜に訪ねる文学ツアー「松江ゴーストツアー」が通年実施されており、また、3月11日(日)にはアイルランドの祝祭セント・パトリックス・デイ・パレードを中心とする「アイリッシュ・フェスティバル in Matsue」が、八雲のルーツの一つがアイルランドにあることにちなんで開催される予定です。これらとあわせて同展を楽しむのもよいでしょう。冬の松江にどうぞお出かけください。
投稿:2011年09月20日(火)
9月23日(金・秋分の日)から25日(日)にかけての3連休、松江では小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)にちなむイベントが多数実施されます。まとめてご紹介します。3連休の松江は“ヘルンさん”とご一緒にお楽しみください。
11:30-18:00
松江市総合文化センター
→詳細情報
小泉八雲の命日(9月26日)のころに毎年開催される、中高生が小泉八雲作品を英語で暗唱するコンテストです。アトラクションは、八雲曾孫・小泉凡さんの講演「小泉八雲と“tsunami”:大震災後のみちのくで」と、松江を拠点に活動する劇団幻影舞台の朗読劇「津波:稲むらの火」。一般の方も無料でご入場いただけますので、お好きな時間帯にお越しください。
13:30-17:30(受付13:00)
島根県民会館 3階 大会議室
→詳細情報
こちらも小泉八雲の命日(9月26日)のころに毎年開催される、八雲をしのぶ俳句会。今年は規模を拡大し、松江のみならず島根・鳥取両県の愛好者に投句を呼びかけました。「八雲忌」の季語を定めた高浜虚子の曾孫・坊城俊樹さんの記念講演も。
19:00-21:00
城山稲荷神社
→詳細情報
八雲の「狐 (“Kitsune”)」(『知られぬ日本の面影 (Glimpses of Unfamiliar Japan)』)ゆかりの神社で、石狐がロウソクの灯りで照らされる一夜。
19:00-20:00
武家屋敷
23日の第45回ヘルンをたたえる青少年スピーチコンテストに出演する中高生が、八雲の怪談を英語で語ります。松江水燈路期間中の夜間無料開放につき、入場無料。
→詳細情報
12月25日(日)まで
小泉八雲記念館
→詳細情報
10月16日(日)までの毎週土曜・日曜・祝日
松江城周辺
→詳細情報
小泉八雲記念館などの開館時間延長、へるんさんの燈明会(上述)、英語で怪談ナイト(上述)ほか。
タグ: プラバホール, ヘルンをたたえる青少年スピーチコンテスト, 俳句, 八雲忌, 劇団幻影舞台, 城山稲荷神社, 小泉八雲記念館, 小泉凡, 島根県民会館, 怪談, 東北関東大震災, 松江水燈路, 武家屋敷, 津波, 狐, 生き神, 稲むらの火
投稿:2010年12月27日(月)
松江市内にある小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の怪談ゆかりの地を、夜に歩いて巡る「松江ゴーストツアー」のホームページが開設されました。
→松江ゴーストツアー:闇夜……小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が再話した「怪談」ゆかりの地を訪ねて
ホームページでは、従来配布されているチラシのイメージの流れを汲みながら、怪談ゆかりの地や、八雲と松江のかかわりについて、チラシよりも詳しく紹介されています。
また、Googleマップで作られたコース地図とGoogleカレンダーによる出発日カレンダーも用意されていますので、いろいろなホームページやブログに貼り付けたりすることもできます。八雲会のイベント紹介のページにも貼り付けてみました。
ホームページのデザインを担当したのは、グラフィックデザイナーでもある八雲会の石川陽春理事です。ツアーのチラシも石川理事がデザインしています。
さて、本年の八雲会ホームページの更新は、これが最後の予定です。八雲が生まれて160年、八雲が日本そして松江に来て120年を迎えた2010年、サミット「ハーンの神在月」と造形美術展「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン」といった記念事業を中心に、たくさんの方々にお世話になりました。この場を借りて改めてお礼を申し上げます。
みなさま、よいお年をお迎えください。