投稿:2015年07月09日(木)
東京に居を構えたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が毎年のように夏休みに滞在した静岡県焼津市では、今年の夏もイベントが目白押しです。
間もなく7月14日(日)は生誕記念講演会。今年は西成彦さん(立命館大学先端総合学術研究科教授)が「ハーンの見た19世紀末の日本」と題して講演します。会場は焼津小泉八雲記念館と同じく焼津市文化センター内にある焼津文化会館3階の会議室。
西さんのFacebookページ。ハーンの話題もときどき出てきます。
著書『ラフカディオ・ハーンの耳』(岩波書店)と『耳の悦楽』(紀伊國屋書店)。
焼津小泉八雲記念館の名誉館長・小泉凡さんを迎える夏休みのツアーとトークショーも恒例になりました。焼津市内を歩くツアーは8月1日(土)、トークショーは翌2日(日)。
小泉凡名誉館長のトークショー妖怪談義Part1〜一つ目小僧の文化史〜
焼津小泉八雲記念館では7月25日(土)からミニ写真展「小泉八雲旧居巡り」が始まります。『広報やいづ』によると「小泉八雲が生誕から晩年まで居住した旧居を紹介し、八雲の軌跡を辿るミニ写真展」とのこと。ということは、ギリシャ・レフカダの生家から東京・大久保の家まで取り上げてくれるのでしょうかね。11月10月(火)まで。
恒例の小泉八雲顕彰文芸作品コンクール(主催:焼津市教育委員会)の募集が今年度も始まっています。「小泉八雲をよむ」感想文、作詞・詩募集(主催:松江市、松江市教育委員会、八雲会)と比べると、焼津のコンクールは広く文芸作品や研究論文なども対象に含まれているのが特徴です。締切は9月20日(日)当日消印有効。
投稿:2015年04月13日(月)
焼津小泉八雲記念館(静岡県焼津市)で4月11日(土)に始まった第16回小企画展示会「ハーン文学の音と音楽」について、地元紙の『静岡新聞』が報じています。
16歳で左目の視力を失い、右目の視力も微弱だった八雲は視覚を補うように鋭い聴覚を持ち、民俗音楽などを熱心に収集して雑誌などで記事化していた。今回は、ハーンが執筆家としてのキャリアをスタートさせた米国時代から晩年の日本時代までに取材した音や音楽について紹介する資料24点を展示した。
焼津を訪れた際に触れた「焼津町のうた」を書き留めたメモの複製、日本女性の名前の発音を図解した原稿、記事を掲載した雑誌などをそろえている。
同展は7月20日(月)まで開催されます。
投稿:2015年03月17日(火)
静岡県焼津市のマスコットキャラクターやいちゃんが、市内の焼津小泉八雲記念館を訪問しました。
焼津市三ケ名にある「小泉八雲記念館」にやってきたよ!明治の文豪、小泉八雲は夏になるとよく焼津に来てくれたんだって( ..)φメモメモ pic.twitter.com/Xugjdy6qy1
— やいちゃん【公式】 (@Yaichankoushiki) 2015, 3月 12
3月21日(土)に「君子」って作品の朗読会をやるって教えてもらっちゃった(*´▽`*)篠笛(しのぶえ)の演奏をバックに朗読してくれるんだって!小泉八雲の世界に浸れるかも!受け付けは、小泉八雲記念館の窓口と電話でしてくれるみたいだよ〜! pic.twitter.com/CItI9nbNEj
— やいちゃん【公式】 (@Yaichankoushiki) 2015, 3月 12
やいちゃんが宣伝している朗読会の詳細は↓
投稿:2015年01月06日(火)
11月の『静岡新聞』より、静岡県焼津市で開催された2つの展覧会の記事をご紹介。静岡福祉大学附属図書館から焼津小泉八雲記念館に出張展示した「紙芝居から伝える小泉八雲」展と、同図書館で1月23日まで開催中の企画展「焼津の浜言葉と方言紙芝居」です。
タグ: 大雄寺, 子育て幽霊, 新聞記事, 津波, 浜言葉, 焼津, 焼津小泉八雲記念館, 生き神, 稲むらの火, 紙芝居, 藁科充, 錦織明, 静岡新聞, 静岡福祉大学, 飴を買う幽霊
投稿:2014年10月18日(土)
在職期間こそ重ならなかったものの、ともに熊本の第五高等中学校(のち第五高等学校、現在の熊本大学)と東京帝国大学(現在の東京大学)の教壇に立ったラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と夏目漱石。今年はハーン没後110年、そして漱石の『こころ』の新聞連載から100年に当たり、二人を結びつけたイベントが相次ぎます。
明日10月19日(日)は、久留米市で西川盛雄さん(熊本大学客員・名誉教授、熊本八雲会会長)が「夏目漱石と小泉八雲」と題して講演。漱石と親交のあった久留米市出身のドイツ文学者・菅虎雄の顕彰会が企画し、当日は菅の生誕150年記念文集『夏目漱石外伝』の販売や、漱石と菅の関連資料の展示などもあるそうです。
久留米市:広報くるめ2014年10月1日号_おさそい_公開講演会
焼津小泉八雲記念館(静岡県焼津市)では、第15回小企画展示会「小泉八雲と夏目漱石」が始まりました。明日19日(日)14:00からは担当学芸員によるフロアレクチャーも予定されています。
投稿:2014年09月25日(木)
明日9月26日(金)は、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)没後110年の命日です。ハーンを偲ぶイベントを中心に、今週末の各地のイベントをまとめてご紹介しましょう。
まず、小泉八雲記念館(島根県松江市)では、今日から28日(日)まで、遺髪塔に祭壇を設けて供養を行っています。
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投稿:2014年08月04日(月)
タグ: ギリシャ, ラフカディオ・ハーン・ヒストリカル・センター, レフカダ, 中日新聞, 小泉凡, 怪談四代記, 焼津, 焼津小泉八雲記念館, 講談社
投稿:2014年07月29日(火)
新刊『怪談四代記 八雲のいたずら』が発売された、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の曾孫・小泉凡さん。昨夜は松江で出版記念祝賀会が開催されました。その模様をさっそくお伝えしたいところですが、凡さんが名誉館長を務める焼津小泉八雲記念館(静岡県焼津市)のイベントが今週末に迫ってきましたので、先にこちらをご紹介しましょう。2日(土)は凡さんの案内でハーンが愛したまち焼津を歩く、小中学生対象の「ゴーストツアー」、3日(日)は出版記念トークショーです。いずれも申込先着順となっています。
投稿:2012年10月10日(水)
この秋は、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)ゆかりの場所を歩くツアーが各地で実施されます。「神々の国の首都」松江、八雲が教壇に立った校舎の残る熊本、晩年の八雲が避暑に訪れた焼津の催しをまとめました。
小泉八雲記念館企画展「『知られぬ日本の面影』への旅:高嶋敏展写真展」の関連イベント。7〜8月に続いて開催。
ケータイ片手に一味違ったアングルからハーンゆかりの地を写真撮影。
ハーンの子孫ならではの話を聞きながら散歩を楽しみます。
市内にある小泉八雲ゆかりの地を徒歩(約4キロ)とバスで探訪して、八雲の愛した焼津の魅力を再発見してみましょう。
(『広報やいづ』2012年10月1日号より)
講演と鼎談「ハーン五高時代の『講義ノート』の新発見」の関連イベント。「『講義ノート』の舞台である旧制第五高等中学校跡(五高記念館)などを訪ね、ハーンをより深く理解する見学ツアー」(チラシより)。
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投稿:2012年09月27日(木)
9月22日(土)、焼津小泉八雲記念館(静岡県焼津市)で小泉八雲顕彰会の八雲忌講演会が開催され、同館の企画展「小泉八雲のKWAIDAN—怪談—展」(10月3日まで)を企画した小泉祥子・八雲会常任理事が講師を務めました。
静岡新聞 2012年7月25日付
八雲の翻訳本を紹介 焼津の記念館 命日に合わせ講演会