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誕生1周年、ヘルン文庫の地・富山で生まれた「小泉八雲スープカレー」

昨日ネットでも配信された『ダ・ヴィンチ』2014年7月号掲載のこの記事。怪談専門誌『幽』編集長の東雅夫さんが、“文豪とカレー”を語っています。その中に登場する“文豪”の一人こそ、われらがラフカディオ・ハーン(小泉八雲)です。

(ちょっと脱線)雑誌掲載の記事は、東さんによると著者校正前の原稿が載ってしまったものだそうで、「決定稿」をご自身のブログで公開しています。違いが気になる方は読み比べてみてください。

 
記事に登場するのは、ハーンがニューオーリンズ時代の著書『クレオール料理(La Cuisine Creole)』で紹介したガンボ(オクラ)料理のレシピをもとに商品化「小泉八雲スープカレー」というレトルトカレー。発売から今月でちょうど1年を迎えました。

 
「小泉八雲スープカレー」は、ハーンの蔵書を附属図書館の「ヘルン文庫」に収蔵する富山大学と、地元の金融機関や企業が連携して誕生。今年3月の『日本経済新聞』でもその経緯が紹介されています。

 
本の魅力にあの手この手で迫る雑誌『ダ・ヴィンチ』への「小泉八雲スープカレー」登場にご満悦なのが、これまた本に縁の深いこの方。富山大学附属図書館のマスコットキャラクターのLiLiKaさんです。自分では食べられないと言いつつも、商品を露払いと太刀持ちに従えて、掲載誌の上で晴れの横綱土俵入り。パッケージが化粧まわしに、足が横綱に見えてきました。

さらにはヘルンさんそっくりのヒゲをたくわえたLiLiKaのご先祖さままで現れて、ヘルン文庫で記念撮影。お盆にはまだ早いです。

LiLikaに代わってかどうかはいざ知らず、ご当地のカレーなサイト「北陸カレー物語」の中の人がちょうど先ごろ召し上がっていましたので、これを読んで目と想像力で試食するとしましょう。

 

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