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2023年度中村元記念館文化講座「松江とジュネーブ:景観賛美のルーツを探る」(全3回)

講演・講座

基本情報

日時
2023年
10月15日(日)13:20-14:50
11月12日(日)13:20-14:50
12月9日(土)13:20-14:50
会場
中村元記念館(島根県松江市八束町波入2060 松江市役所八束支所2階)
講師
岡﨑秀紀(島根大学教育学部嘱託講師)
料金
一般料金5,800円/早割価格4,800円(納入期限10月10日(火))
問い合わせ先
中村元記念館 電話:0852-27-3220

内容

2022年度の講座「『華表美談 宍道湖嫁島』を読む」では、嫁ケ島・竹生島神社の華表(鳥居)献納の物語、宍道湖・嫁ケ島の文学、治水事業、環境保全、衛生思想の歴史などを学習しました。
文学作品の一つに、宍道湖の勝景がジュネーブに似ている、と激賞した末松謙澄(官僚・政治家・文学者、1855−1920)の漢詩がありました。
1918年、松江を訪問したJohn Eills(ハーン研究者、1868−?)も、宍道湖の風景について、「ハーンが最初の一年を教師として過ごした松江は、ジュネーブに似ていなくもない」(1927)と書き残しています。八雲自身は作品にジュネーブを扱ったこともありませんし、本人が訪ねたこともありませんでした。が、いつくかの文献では、「八雲が、松江はジュネーブに似ていると言った」と、書かれています。
本講座では、松江とジュネーブの類似性を表現、指摘した文献を調査しまとめたので、それらを紹介し、内容を検討します。そして、調査した文献を3つの時代区分に分けて、松江市民の八雲の受容と八雲会の活動の歴史の観点から、分析・考察を試みたいと思います。
(「受講の手引き」p.32より)

その他の情報

詳しい情報
https://www.nakamura-hajime-memorialhall.or.jp/touhou.html

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