ふじわら・まみ……九州大学大学院博士課程修了、博士(比較社会文化)。ワルシャワ大学講師、九州栄養福祉大学講師を経て現職。ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)を主軸に、19・20世紀文学・文化を研究。 [主な共著書]『小泉八雲事典』(恒文社)、『続ラフカディオ・ハーン再考——熊本ゆかりの作品を中心に』(恒文社)、『ラフカディオ・ハーン——近代化と異文化理解の諸相』(九州大学出版会)、Civilization of Evolution. Civilization of Revolution. Metamorphoses in Japan 1900-2000, Krakow: Manggha Museum of Japanese Art & Technology、『講座小泉八雲 II ハーンの文学空間』(新曜社)。 [主な論文]「増殖する雪おんな——「雪おんな」小論」(『ユリイカ』1995年4月号)、「合成体としての個——ラフカディオ・ハーンとフランシス・ゴールトンの合成写真」(『比較文学』55巻)、「ラフカディオ・ハーンの怪談——フランシス・ゴールトンの合成写真論とハーンの再話作品「オ・テイの話」」(『文学』2014年7-8月号)。