写真集八雲のまぼろし

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高嶋敏展（写真・文）

内容

小泉八雲と歩くマジカルミステリーツアー

江戸と明治の狭間の「まぼろし」の中、現在と過去をつなぐ場所に八雲はいる。
今、八雲と一緒に歩いたら何が見えるだろう。彼の感動、息づかい、人の胸に届く言葉は生まれるのか。
目的地のない旅。
同行二人。
マジカルミステリーツアー。
郷愁でもノスタルジーでもない記憶の破片。
いつか見た白日夢ような風景。
そんなものを八雲のまなざしから探し出したい。
………本文より

著者

高嶋敏展

たかしま・としのぶ……写真家・アートプランナー。1972年出雲市生まれ。1996年大阪芸術大学卒業。民俗学、歴史学をふまえた作品制作が特徴。歴史的建造物、古民家、解体予定のモダンビルなどでの展示、アートプロジェクトを数多く手がける。2009年より現代アーティスト、プランナーの団体「どこでもミュージアム研究所」の代表を勤める。
主な作品展示
2011年　「小泉八雲と神々の国」国立アルセーニエフ博物館（ロシア）
2012年　「小泉八雲を探して」小泉八雲旧居（松江市）
2012-13年　「『知られぬ日本の面影』への旅」小泉八雲記念館（松江市）
2014年　ラフカディオ・ハーン・ヒストリカル・センター常設展示（ギリシャ）
2015年　「戦争の手ざわり」出雲弥生の森博物館ほか（出雲市）
2018年　「大石芳野 HIROSHIMA 平和への願い高嶋敏展 SHIMANE 戦争の手ざわり」安来市加納美術館（安来市）
2019年　「戦争の手ざわり」荒神谷博物館（出雲市）
主な著書
『松江と小泉八雲——何を見て何と出会い何を残したか』（八雲会）
『忘れられた戦争——出雲大社神門通りの松ヤニ採取』（どこでもミュージアム研究所）