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ツアー
フカディオ・ハーン(小泉八雲)は、1893(明治26)年7月、長崎への取材旅行の帰途、雲仙から船で三角旧港(西港)に渡り旅館「浦島屋」に立ち寄りますが、そこの美しい女将の表情や振舞いに感動して浦島太郎と乙姫の世界を想い浮かべます。そして女将が呼んでくれた人力車に乗り、揺られながら有明海沿いの道を辿って熊本への帰路に付いたのでした。ハーンはその時の体験を元に、名作「夏の日の夢」を書きました。
今回の「ハーン・ツアー in 熊本」は、その時ハーンが目にし体験した三角旧港(西港)や美しい有明海、宇土半島の道、長浜神社・天満宮の池、そしてハーンも人力車の上で耳にした宇土の雨乞い太鼓などを巡るバスツアーです。三角(西)港の浦島屋では、斎藤万芳氏(三角西港観光ガイドの会代表・熊本八雲会会員)より三角でのハーンについて講話があります。
(熊本アイルランド協会のホームページより)