投稿:2015年07月19日(日)
7月4日(土)の八雲会創立100年記念講演会・シンポジウム「八雲の記憶、百年の継承。」から2週間が過ぎました。時間が空きましたが、このイベントの話題をもうしばらく続けます。今回は、来場者のご感想をまとめてみました。
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タグ: 八雲会, 八雲会100年, 小泉凡, 新聞記事, 来日100年, 松江, 松江市総合文化センター, 柳田國男, 毎日新聞, 水木しげる, 第一次八雲会, 第二次八雲会, 荒俣宏, 西川盛雄, 高橋節雄
投稿:2015年07月07日(火)
2014年7月のギリシャ小泉八雲没後110年記念事業「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン:西洋から東洋へ」の実施に尽力した、ギリシャ駐在の西林万寿夫大使が、7月6日(月)に松江市を訪問しました。松浦正敬市長に面会したほか、小泉八雲記念館と小泉八雲旧居にも足を運んでいます。
松江市役所を訪れたのは西林万寿夫駐ギリシャ大使で、八雲のひ孫、小泉凡夫妻とともに松浦市長を訪ねました。西林万寿夫駐ギリシア大使によりますと、ギリシャの人は小泉八雲のことを日本人ほどは知らないということで、八雲の本のギリシャ語版をギリシャ国内の全中学校に寄贈するなどして、日本との交流を深めていきたいと話していました。
(BSSニュースより)
在ギリシャ日本国大使館の西林万寿夫大使が6日、松江市役所を訪れ、松浦正敬市長と面会し、「小泉八雲の存在を通して、ギリシャと松江との橋渡しをしていきたい」と自身の役割について語った。
ギリシャは松江ゆかりの作家、小泉八雲の生誕地で、昨年各地で行われた没後110年記念事業では、ギリシャでも国際シンポジウムや朗読公演が行われ、大使館も各事業に協力していた。
(『島根日日新聞』より)
記念館・旧居訪問の様子。記念館では企画展「ラフカディオ・ハーンとアイルランド:記憶のはじまり」も観覧。
訪問前に松江市から出た報道発表資料。
松江市:市政情報:在ギリシャ日本国大使館 西林大使の市長訪問について(6月19日)
【7/8記事追加】
『毎日新聞』にも記事が出ました。
八雲は1850年、ギリシャ・レフカダ島で生まれた。同島では昨年7月、八雲の没後110年の記念イベントが開かれ、今年は誕生日に当たる6月27日に「ハーンデー」のイベントが開かれたという。
西林大使はアテネに赴任して1年半で、今回は外務省での会議に合わせて帰国した。6日には、松江市の小泉八雲記念館を視察し、松浦正敬市長と面会。八雲の「怪談」などのギリシャ語版を現地の中学校に寄贈し、ハーンデーを今後も開催する計画を語った。
(『毎日新聞』より)
タグ: アイルランド, オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン, ギリシャ, ギリシャ小泉八雲没後110年記念事業, 小泉八雲記念館, 小泉凡, 小泉祥子, 松江, 松浦正敬, 毎日新聞, 西林万寿夫
投稿:2015年05月16日(土)
松江城天守閣、国宝指定へ…発表から一夜明けた今日の報道を、ネットから拾ってみました。
『ハフィントンポスト・ジャパン』では、しまねっこのコメントに加えて、昨日の八雲会ブログでもご紹介したラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の作品「神々の国の首都(”The Chied City of the Province of the Gods”)」(『知られぬ日本の面影(日本瞥見記)』 Glimpses of Unfamiliar Japan 所収)からの引用も。
先日掲載された『朝日新聞』の連載「城をゆく 山陰ものがたり」の松江城を取り上げた回。こちらも冒頭はハーンでした。
その『朝日新聞』今朝の記事にはハーン曾孫・小泉凡さん(島根県立大学短期大学部教授)のコメントが。
島根)地元歓喜、観光に期待の声 松江城の国宝「内定」:朝日新聞デジタル
『島根日日新聞』『毎日新聞』のサイトに載ったのは、国宝指定の決め手となった祈祷札に注目した記事。『毎日新聞』には緑と水の豊かな松江城を空撮した写真特集も。
松江城:懸賞金かけ発見…「祈祷札」決め手 天守国宝に – 毎日新聞
今回、天守閣の国宝指定に伴って附(つけたり)指定されることになった祈祷札ほか3点の資料は、松江城そばの松江歴史館で公開予定とのこと。現在は天守閣をのぞむ廊下でパネル展示が行われています。
★祝 ! 松江城天守国宝へ★☆祈祷札などのパネル展示中☆平成27年5月15日に開催された国の文化審議会において、松江城天守を国宝に指定するよう文部科学大臣に対して答申がなされました。今回の国宝指定にあわせて、近年再発見された慶長…
Posted by 松江歴史館 on 2015年5月15日
最後に『山陰中央新報』の1面コラム。天守閣保存に尽くした人物のひとりとして登場する籠手田安定は、ハーンが松江に赴任した当時のし島根県知事で、ハーンの作品「英語教師の日記から(”From the diary of an English Teacher”)」(『知られぬ日本の面影(日本瞥見記)』 Glimpses of Unfamiliar Japan 所収)に登場します。
タグ: ハフィントンポスト・ジャパン, 国宝, 天守閣, 小泉凡, 山陰中央新報, 島根日日新聞, 新聞記事, 朝日新聞, 松江, 松江城, 松江歴史館, 毎日新聞, 知られぬ日本の面影, 神々の国の首都, 英語教師の日記から
投稿:2015年03月31日(火)
平成26年度「小泉八雲をよむ」感想文、作詞・詩(主催:松江市、松江市教育委員会、八雲会)の入賞者が以下の通り決定いたしました。入賞者の皆様、おめでとうございます。(敬称略。学校・学年は応募当時のもの)
三島杏夏
松江市立揖屋小学校6年(島根県松江市)
石倉要
松江市立八雲小学校4年(島根県松江市)
池野薫
学習院女子中等科2年(東京都)
藤原沙耶
安来市立広瀬中学校2年(島根県安来市)
澤田幸輝
兵庫県立加古川東高等学校1年(兵庫県)
山本瑛介
兵庫県立加古川東高等学校1年(兵庫県)
長谷川万桜
静岡英和女学院高等学校2年(静岡県)
柴田篤
(広島県広島市)
三浦律子
(東京都昭島市)
矢畑哲也
(鳥取県米子市)
応募総数:48点
3月21日(土)には松江歴史館(島根県松江市)にて表彰式を行いました。下記はその模様を伝える『毎日新聞』の記事です。
毎日新聞: 感想文コンクール:「小泉八雲をよむ」入賞者の表彰式 松江歴史館 ※「松江市立揖屋小6年の三島杏夏さんは…「怪談」や関連書籍を読んで書いた感想文が小学生の部で優秀賞に選ばれた…「八雲のことをたくさんの人に知ってもらい、松江のことを好きになってほしいです」」
Posted by 八雲会 on 2015年3月22日
投稿:2015年03月20日(金)
3月7日付『毎日新聞』島根版には「八雲に感謝」の題して2つの記事が掲載されました。ひとつは翌日にセント・パトリックス・デイ・パレードの開催を控えていた「アイリッシュ・フェスティバル in Matsue」について、そしてもうひとつは4月7日(火)の松田美緒ライブ「クレオール・ニッポン:うたの記憶を旅する」(八雲会後援)について、松田さんのインタビューを交えた記事でした。
松田さんは「知られぬ日本の面影」といった八雲の著作を愛読している。今年1月にはレフカダ島に5日間滞在し、島で歌い継がれるいくつもの曲に接したという。「ハーンはすばらしい視点を私たちに残してくれた。その奇跡に感謝したい」と話し、歌の選定作業を進めている。
八雲会ブログでは、来月のライブに向けて松田美緒さん関連の記事を折に触れて掲載する予定です。
投稿:2015年03月10日(火)
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)ルーツの地のひとつであるアイルランドの祝祭、セント・パトリックス・デイ・パレードが、3月8日(日)松江で開催されました。3月17日のセント・パトリックス・デイ当日まで続くアイリッシュ・フェスティバル in Matsueの中心となる行事です。当日の写真が、アイリッシュ・フェスティバルのFacebookページに掲載されました。
以下、報道各社の記事です。
タグ: NHK, アイリッシュ・フェスティバル, セント・パトリックス・デイ・パレード, 中国新聞, 山陰中央新報, 山陰日本アイルランド協会, 放送, 新聞記事, 松江, 毎日新聞, 産経新聞, 読売新聞
投稿:2015年03月03日(火)
NPO法人松江サードプレイス研究会が実施した松江「手紙を書こう」コンテストの表彰式が2月28日に行われたことを、『毎日新聞』が伝えています。第3回となる今回は、松江に暮らした「へるんさん」ことラフカディオ・ハーン(小泉八雲)に手紙を書くというテーマで、松江市内の小学生を対象に作品が募集され、入賞者26名に「へるんさん特別賞」「へるんさん賞」が贈られたとのことです。記事に入賞者の氏名が掲載されています。
投稿:2015年02月20日(金)
『毎日新聞』のコラム「余録」にラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が登場。
余録:「交番の交代時の夜寒かな」。正岡子規の句である。 – 毎日新聞
1892(明治25)年に小泉八雲(こいずみ・やくも)(L・ハーン)は日本の警官の大半がサムライ階級の出身だと述べ、こう記した。「自分は世界で一番完全な警官だと考えてよろしいと思う。が、あのすばらしく立派な性質を一代経(た)った後、保持して居るであろうか」……その後何代かを経てみれば、八雲の心配は杞憂(きゆう)だったのだろう。子規がたたえたお巡りさんの清廉への信頼はおおむね今日まで日本の社会に引き継がれた。なのに、である。
正岡子規が俳句に詠み、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が作品「伯耆から隠岐へ(From Hoki to Oki)」(『知られぬ日本の面影(Glimpses of Unfamiliar Japan)』)に書いた明治期の警察官の姿を引きつつ、話題は昨今の警察官の不祥事へ。そして、
八雲が次代への継承が難しいと考えたのは「サムライ気質」、士たる者の自尊だった。それにみごと取って代わった警察官の誇りが試される信頼回復策だ。
とコラムは結ばれています。
投稿:2014年10月15日(水)
10月14日(火)に熊本大学附属図書館(熊本市)でラフカディオ・ハーン(小泉八雲)没後110年を記念して開催された公開講演会「ハーンの記憶」での西川盛雄さん(熊本八雲会会長、熊本大学客員・名誉教授)の講演について、『毎日新聞』が報じていますます。