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「八雲の記憶、百年の継承。」来場者のご感想から

八雲会創立100年記念講演会・シンポジウム「八雲の記憶、百年の継承。」

八雲会創立100年記念講演会・シンポジウム「八雲の記憶、百年の継承。」

7月4日(土)の八雲会創立100年記念講演会・シンポジウム「八雲の記憶、百年の継承。」から2週間が過ぎました。時間が空きましたが、このイベントの話題をもうしばらく続けます。今回は、来場者のご感想をまとめてみました。

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「八雲の記憶、百年の継承。」ご来場・ご協力に感謝いたします

昨日7月4日(土)、八雲会創立100年記念講演会・シンポジウム「八雲の記憶、百年の継承。」を松江市総合文化センター大会議室で開催しました。松江市内とその近隣はもとより、(ブログの中の人が知る限りでは)北は北海道から南は熊本まで全国各地から100名以上の方にお集まりいただき、濃密な土曜日の午後をともに過ごすことができました。多数のご来場・ご協力に感謝申し上げます。当日の模様は、後日改めてふりかえることにしますが、写真を少し掲載します。

シンポジウム「八雲の記憶が息づくまち・松江をつくった人々」左から池橋達雄、風呂鞏、小泉凡、日野雅之、内田融の各氏

シンポジウム「八雲の記憶が息づくまち・松江をつくった人々」左から池橋達雄、風呂鞏、小泉凡、日野雅之、内田融の各氏

西川盛雄さんの記念講演「ラフカディオ・ハーン(小泉八雲):八雲会100年『八雲の記憶』」

西川盛雄さんの記念講演「ラフカディオ・ハーン(小泉八雲):八雲会100年『八雲の記憶』」

100名を越える来場者を迎えた客席

100名を越える来場者を迎えた客席

会場を移した祝賀会

別会場での祝賀会

明日は八雲会の誕生会…創立100年記念「八雲の記憶、百年の継承。」

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いよいよ明日7/4、八雲会創立100年記念講演会・シンポジウム「八雲の記憶、百年の継承。」を13:00より松江市総合文化センター2階の大会議室で開催します。あらためて、みなさまのご来場お待ち申し上げます。この記事では、ブログ未掲載になっていました明日のイベントに関する情報をまとめてお伝えします。

新聞記事

7/1付『中国新聞』に催しに関する記事が掲載されました。

作品や生涯研究 八雲会が半世紀 | 中国新聞アルファ

6/18付『山陰中央新報』には、発足50年を迎えた第二次八雲会の発起人のひとりでもあった池野誠理事(山陰文藝協会会長)が「八雲会創立50周年に寄せて:ハーン研究継続 決意新た」と題し、発足当時を振り返る記事を寄稿しました。

会誌『へるん』最新号、遅れます

チラシで予告していました会誌『へるん』最新第52号、明日お披露目の予定でしたが、完成が間に合いませんでした。楽しみにしてくださっているみなさまにお詫び申し上げます。後日、会員宛には例年通り郵送しするとともに、八雲会事務局や松江今井書店などでも頒布を実施しますので、どうぞよろしくお願いいたします。その代わり、当日はこれまでの第二次八雲会の出版物にぜひふれていただければと思います。

来場者にパンフレットと記念品

ご来場のみなさまには、パンフレット(A4変型判、32ページ)と、ささやかな記念品をさしあげます。

パンフレットには、第一次八雲会と第二次八雲会の設立に関する当日の新聞記事や、第一次八雲会の発起人たちの紹介、第二次八雲会の設立趣意書、第二次八雲会の発足当時の様子や1990年の小泉八雲来日120年記念フェスティバルを中心にした思い出の写真、そして第一次八雲会と第二次八雲会を通した年譜「八雲会の歩み」全面改訂版を盛り込みました。これまで会誌『へるん』や「八雲会報」などでもほとんど紹介されなかった資料を多数掲載しています。

記念品は……あとは手にとってみてのお楽しみにということで。

【明日13:00】八雲会創立100年記念講演会・シンポジウム「八雲の記憶、百年の継承。」ご来場の方にさしあげる記念品をチラ見せ。#八雲会100年

Posted by 八雲会 on 2015年7月3日

第二次八雲会思い出の写真、スライド上映

開会前と休憩時間には、パンフレット未掲載分も交えて、第二次八雲会の思い出の写真をスライド上映します。八雲の顕彰や研究に尽くしたなつかしい人々、ちょっと昔の松江、八雲会はこんなこともやっていたのかと知っていただくもよし。どうぞお楽しみください。

小泉八雲関連イベントポスター展…急遽追加の展示品も

八雲会が所蔵する小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)に関するイベントのポスターを展示します。『中国新聞』にも掲載された1950年の生誕100年祭のポスターもお目にかけます。

そして、展示品のポスターのいくつかをデザインしている石川陽春常任理事が、ポスター以外に手がけた八雲関連の作品もあわせて展示します。松江ゴーストツアーや小泉八雲記念館の企画展、現代の松江に八雲が出没するイラストが表紙になっている『どこでもバスブック松江』など、10年分の仕事です。

「八雲の記憶、百年の継承。」では、八雲会所蔵の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)関連イベントのポスターに加え、デザイナーの石川陽春常任理事が手がけた八雲関連作品も展示します。 http://yakumokai.org/10671 #八雲会100年

Posted by 八雲会 on 2015年7月2日

 
それでは明日、松江市総合文化センターでお目にかかりましょう。
 

あけましておめでとうございます…2015年は第一次八雲会100年、第二次八雲会50年です

第二次八雲会の選文により「神々の国の首都 松江」と刻まれた宍道湖畔の小泉八雲記念碑(1966年除幕/島根県松江市)

第二次八雲会の選文により「神々の国の首都 松江」と刻まれた宍道湖畔の小泉八雲記念碑(1966年除幕/島根県松江市)

あけましておめでとうございます。
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)没後110年に当たった昨年は、多くの方々のご尽力により、ギリシャおよび日本における数々の記念事業を成功裡に終えることができました。この場を借りて感謝申し上げます。

さて、今年2015年は八雲会にとって大きな節目となる年です。第一次八雲会創立から100年、第二次八雲会発足から50年を迎えます。

八雲会の年譜に当たる『八雲会の歩み』(1998年)によると、ハーンが亡くなってちょうど10年に当たる1914年(大正3)年9月26日に創立発起が行われ、翌15年(大正4)年6月25日に創立。ハーンの命日9月26日に私立松江図書館で第1回の総会を開催したとあります。総会では、ハーンの教え子である落合貞三郎、大谷正信に加え、民俗学者として知られる柳田国男、農政学者のロバートソン・スコットらが講演しています。

その後、第一次八雲会では小泉八雲記念館の設立運動を展開し、1934(昭和9)年に建物を松江市に寄贈、開館を果たしました。当時の建物は現存していませんが、同館には当時の建物の模型が展示されています。

第二次八雲会、すなわち現在の八雲会が誕生したのは1965(昭和40)年。ハーン115年目の誕生日に当たる6月27日、発足式が行われました。同年には会誌『へるん』を創刊、昨年には第51号を刊行しました。

八雲会では、第一次八雲会創立100年、第二次八雲会発足50年の記念事業を計画中です。内容が固まりましたら、八雲会サイトでご案内します。

本年も八雲会をよろしくお願い申し上げます。