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アイルランド「オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン」報告書・論集を公開/小泉八雲庭園代表は松江を訪問中

2015年10月にアイルランドで実施しました「オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン—帰郷」事業報告書(英語/日本語)と、ダブリンシティ大学でのレクチャー「ハーンと日本」の論集(英語)ができました。今日3月23日より特設サイトでPDFファイルを公開しています。

事業報告書(英語/日本語) | オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン—帰郷

プロシーディングス:レクチャー「ハーンと日本」ダブリンシティ大学(英語) | オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン—帰郷

報告書でも紹介している小泉八雲庭園(トラモア)の代表アグネス・エイルワードさん夫妻が、現在松江を訪問中。昨日22日には松江市長を表敬訪問しました。明日24日には、松江市総合文化センター大会議室で、エイルワードさんのトークが開催されます。

Welcome!Agnes and Sean Aylward are arriving at Matsue!They visited Mayor of Matsue, Mr. Matsuura.小泉八雲庭園の責任者アグネス・エイルワードさんが松江に到着!松浦松江市長を表敬訪問されました。

山陰日本アイルランド協会さんの投稿 2016年3月22日

 

Japanese Inn "Ohashi-Kan" where Lafcadio Hearn stayed 126 years ago.They had dinner with the Mayor.小泉八雲が松江に到着して初めて滞在した旅館で夕食会。

山陰日本アイルランド協会さんの投稿 2016年3月22日

 
アグネス・エイルワードさんが語るトラモアの小泉八雲庭園 | 八雲会 | The Hearn Society:小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の研究・顕彰

山陰中央新報/共同通信:八雲の精神 世界へ発信 アイルランドで初の顕彰催事

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ダブリン・リトル・ミュージアム(アイルランド・ダブリン市)で10月7日(水)に始まった展覧会「帰郷—オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン」(2016年1月3日まで)について、こちら山陰地方の地元紙『山陰中央新報』でも報道されています。

山陰中央新報 – 八雲の精神 世界へ発信 アイルランドで初の顕彰催事

【7/8記事追加】西林万寿夫・駐ギリシャ大使が松江市を訪問

2014年7月のギリシャ小泉八雲没後110年記念事業「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン:西洋から東洋へ」の実施に尽力した、ギリシャ駐在の西林万寿夫大使が、7月6日(月)に松江市を訪問しました。松浦正敬市長に面会したほか、小泉八雲記念館小泉八雲旧居にも足を運んでいます。

ニュース/山陰放送

松江市役所を訪れたのは西林万寿夫駐ギリシャ大使で、八雲のひ孫、小泉凡夫妻とともに松浦市長を訪ねました。西林万寿夫駐ギリシア大使によりますと、ギリシャの人は小泉八雲のことを日本人ほどは知らないということで、八雲の本のギリシャ語版をギリシャ国内の全中学校に寄贈するなどして、日本との交流を深めていきたいと話していました。
(BSSニュースより)

島根日日新聞

在ギリシャ日本国大使館の西林万寿夫大使が6日、松江市役所を訪れ、松浦正敬市長と面会し、「小泉八雲の存在を通して、ギリシャと松江との橋渡しをしていきたい」と自身の役割について語った。
ギリシャは松江ゆかりの作家、小泉八雲の生誕地で、昨年各地で行われた没後110年記念事業では、ギリシャでも国際シンポジウムや朗読公演が行われ、大使館も各事業に協力していた。
(『島根日日新聞』より)

記念館・旧居訪問の様子。記念館では企画展「ラフカディオ・ハーンとアイルランド:記憶のはじまり」も観覧。

小泉八雲記念館と小泉八雲旧居を訪問した西林万寿夫・駐ギリシャ大使。

Posted by 八雲会 on 2015年7月7日

 
訪問前に松江市から出た報道発表資料。

松江市:市政情報:在ギリシャ日本国大使館 西林大使の市長訪問について(6月19日)

【7/8記事追加】

『毎日新聞』にも記事が出ました。

毎日新聞: 在ギリシャ大使:「八雲で交流を」 松江市長を訪問 ※「小泉八雲記念館を視察し、松浦正敬市長と面会。八雲の「怪談」などのギリシャ語版を現地の中学校に寄贈し、(生誕地レフカダ島の)ハーンデーを今後も開催する計画を語った」

Posted by 八雲会 on 2015年7月8日

 

八雲は1850年、ギリシャ・レフカダ島で生まれた。同島では昨年7月、八雲の没後110年の記念イベントが開かれ、今年は誕生日に当たる6月27日に「ハーンデー」のイベントが開かれたという。
西林大使はアテネに赴任して1年半で、今回は外務省での会議に合わせて帰国した。6日には、松江市の小泉八雲記念館を視察し、松浦正敬市長と面会。八雲の「怪談」などのギリシャ語版を現地の中学校に寄贈し、ハーンデーを今後も開催する計画を語った。
(『毎日新聞』より)

 

【7/8記事追加】アイルランド・トラモアで小泉八雲庭園の開園式

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)誕生日の前日にあたる6月26日(金)、アイルランドの海辺の町で、ハーンが少年時代にしばしば滞在したトラモアに、ハーンの生涯を庭で表現した小泉八雲庭園(The Lafcadio Hearn Garderns)が開園式を迎えました。式典にはアイルランド駐在の渥美千尋大使、ハーン曾孫の小泉凡さん、祥子さん夫妻も出席しました。
※本記事は、山陰日本アイルランド協会サイトに掲載のものを改稿したものです。

Congratulations to Opening of Lafcadio Hearn Gardens Tramore!6月26日、アイルランドのトラモアに小泉八雲庭園がオープンしました。ガーデンの発案者アグネス・エイルワードさんの…

Posted by Shoko Koizumi on 2015年6月26日

Tramore garden honours Lafcadio Hearn’s boyhood summers

山陰中央新報 – 八雲の足跡たどる庭園 幼少期生活のアイルランドに開園

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【6/25記事追加】6月26日開園、アイルランド・トラモアの小泉八雲庭園

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が少年時代にしばしば滞在したアイルランドの海辺のまち・トラモアに建設が進められてきた小泉八雲庭園(The Lafcadio Hearn Gardens)が、現地時間の6月26日(金)、ハーンの誕生日前日に開園を迎えます。アイルランド駐在の渥美千尋・日本大使や、ハーン曾孫・小泉凡さん、祥子さん夫妻も記念式典に参列する予定です。

在アイルランド日本大使館のプレスリリース(英文)。開園の経緯や関係者の言葉もまとめられています。

Press Release

庭園の基本的な情報は庭園の公式サイトで。Facebookページでは工事の進捗が折に触れて伝えられてきました。

The Lafcadio Hearn Gardens – lafcadiohearngardens

現地メディアの記事。

Fabulous Lafcadio Hearn Gardens, Tramore, to open this Friday

こちらはThe Irish Timesより、同紙でハーンの話題といえばこの人、ジョン・モーランさんによる記事。ハーンとアイルランドのかかわりから、小泉八雲庭園、そしてこの秋アイルランド各地で開催される「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン:帰郷」について。

How Patrick Lafcadio Hearn travelled around the world for 150 years, before making his mark in Waterford

【6/25記事追加】アイルランドの放送局・RTÉのサイトで公開された動画。15:12ごろから約9分間が庭園の話題です。庭園のみどころ、起工式や工事の模様、関係者のインタビュー。

Watch Nationwide online

山陰中央新報: アイルランドで小泉八雲の顕彰イベント

ギリシャ、日本、アメリカで開催されてきたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)顕彰事業「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン」が、10月に初めてアイルランドで実施されることを、『山陰中央新報』が伝えています。

山陰中央新報 – アイルランドで小泉八雲の顕彰イベント

同紙サイトにはリード文のみ掲載されていますが、紙面には、ダブリン・リトル・ミュージアム(ダブリン市)での「八雲が使った椅子や机のレプリカ、原稿、知人が宛てた手紙など」を展示する展覧会、松江市出身の俳優・佐野史郎さんとギタリスト・山本恭司さんによる「小泉八雲・朗読の夕べ」の新作「稀人(まろうど)」のダブリンほか3都市での上演が、事業計画として挙げられています。

アイルランドの日本映画フェスティバルで《怪談》上映

在アイルランド日本大使館や国際交流基金のサポートもと、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の故国のひとつであるアイルランド各地で開催中のJapanese Film Festival 2015。上映作品は近年日本で公開されたものが中心ですが、その中に混じって、1965(昭和40)年日本公開のハーン原作/小林正樹監督《怪談》も取り上げられ、18日(土)にウォーターフォードのGarter Lane Arts Centreで、23日(木)はダブリンのLight House Cinemaで上映されました。

In advance of the planned opening of the Lafcadio Hearn Gardens Tramore later this year, it seemed fitting to screen the…

Posted by Japanese Film Festival Ireland on 2015年4月18日

Last screening of this year's festival happens at 6pm tonight at the Light House Cinema. It's a goodie – a rare chance…

Posted by Japanese Film Festival Ireland on 2015年4月23日

 
同フェスティバルの上映作品には、島根県松江市と出雲市を結ぶ一畑電車の運転士を主人公とする作品《RAILWAYS:49歳で電車の運転士になった男の物語》(錦織良成監督、2010年)も含まれています。

The first of the 4 special Japan Foundation film screenings, hosted as part of the Festival, takes place this evening at…

Posted by Japanese Film Festival Ireland on 2015年4月20日

 

「へるんさんのふるさとアイルランドこども展」3月17日まで

アイリッシュ・フェスティバル in Matsue 2015は、目玉行事のセント・パトリックス・デイ・パレードは1週間前に終わりましたが、カラコロ工房での展示やショップ、グリーンライトアップは、セント・パトリックス・デイ当日の3月17日(火)まで続きます。その中のひとつ、松江市内の小学生がアイルランド、そして同地をルーツのひとつとするラフカディオ・ハーン(小泉八雲)について調べ、学んだ成果を発表する「へるんさんのふるさとアイルランドこども展」が、今年も開催されています。

カラコロブログ|カラコロ工房

セント・パトリックス・デイ・パレードに出席したアン・バリントン駐日アイルランド大使も観覧しました。

 

山陰中央新報: アイルランドに八雲記念庭園 生涯テーマ6月開園

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)ゆかりの地、アイルランド・トラモアで建設が進む小泉八雲庭園(Lafcadio Hearn Gardens)に関する記事が『山陰中央新報』に掲載されました。

山陰中央新報 – アイルランドに八雲記念庭園 生涯テーマ6月開園

ハーンの誕生日6月27日の開園を予定しているこの庭園は、「日本とアイルランドの文化交流を深める狙いで、住民の憩いの場とするほか、教育や結婚式などのイベントにも活用する構想」であること、「順路に沿って約200メートルの遊歩道を抜ける間に、トラモア、米国、日本で過ごした八雲の生涯を9エリアで表現」していること、「松江市は八雲をかたどった銅板を記念品として贈る予定で2015年度一般会計当初予算案に関連費140万円を計上」していることなどを、ハーン曾孫の小泉凡さん、祥子さん夫妻のことばととも、同記事は伝えています。

The Lafcadio Hearn Gardens – lafcadiohearngardens

折しもここ松江は、ハーンとアイルランドの縁で毎年開催されているアイリッシュ・フェスティバル in Matsueがこの土日にクライマックス。明日8日はアイルランドの守護聖人の名を冠するセント・パトリックス・デイ・パレード、今日明日の2日間はカラコロ工房でアイリッシュ・パブもオープン。バブの隣では、松江市内の小学生がアイルランドについて学んだ成果を発表する「へるんさんのふるさとアイルランドこども展」が17日(火)までつづきます。

アイリッシュ・フェスティバル in Matsue 2015 | 八雲会 | The Hearn Society:小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の研究・顕彰

The Irish Today: 寄稿『小泉八雲,アイルランドへの里帰り 』〜“The Open Mind of Patrick Lafcadio Hearn —HOME COMING—” Written/Photo by Shoko Koizumi (小泉祥子)

アイリッシュ・ネットワーク・ジャパンのブログ「The Irish Today」に掲載された小泉祥子・山陰日本アイルランド協会事務局長(八雲会常任理事)の寄稿です。

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)ゆかりの海辺の町、アイルランドのトラモアには今年、小泉八雲記念庭園が開園する予定。そして、ギリシャ、日本、アメリカで開催されてきた「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン」のプロジェクトが、この秋はじめてアイルランドに上陸、ダブリン・リトル・ミュージアムで開催されます。そんなアイルランドとハーンの関係、そして一連のプロジェクトの話題をたっぷりお届けしています。

The Irish Today

「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン」2015年アイルランドへ“帰郷”

今年はラフカディオ・ハーン(小泉八雲)生誕の地ギリシャのレフカダを中心に開催された「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン」。来年2015年は、ハーンが少年時代を送ったアイルランドでの開催を計画しています。八雲会で「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン」を担当する小泉祥子・常任理事(山陰日本アイルランド協会事務局長)と、インターナショナル・コーディネイターのタキス・エフスタシウさんがアイルランドを訪問中。その模様がFacebookページに掲載されました。

 
今後の「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン」の動向も、ひきつづきこのブログで随時ご紹介していきます。
 

山陰日本アイルランド協会創立20年…15年2月1日に記念の映画祭

創立20年にあわせてリニューアルされた山陰日本アイルランド協会のホームページ

創立20年にあわせてリニューアルされた山陰日本アイルランド協会のホームページ

山陰日本アイルランド協会(内藤守会長)が9月25日(木)に創立20年を迎えました。

同協会は、アイルランド人を父に持ち、少年期をアイルランドで過ごしたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が、明治時代の山陰地方を書いた作品『知られぬ日本の面影(Glimpses of Unfamiliar Japan)』を出版して100年目に当たる1994年に創立。松江を中心に、アイルランド、ケルトの文化への理解を深めることを目的に活動しています。

25日(木)には同協会のホームページがリニューアル。同協会創立20周年とハーン没後110年を記念して、2010年以降公開されたアイルランド映画の上映会「アイリッシュ・フィルム・デイ:心あたたまるアイルランドの一日」を、2015年2月1日(日)に松江市市民活動センターSTICビル(島根県松江市)で開催する計画を発表しました。

山陰日本アイルランド協会は創立20周年を迎えました

アイリッシュ・フィルム・デイ:心あたたまるアイルランドの一日

ブログで、ラジオで…アイリッシュ・ネットワーク・ジャパンからのトラモア便り

アイルランドの海辺の町・トラモア。少年期のラフカディオ・ハーン(小泉八雲)がたびたび訪れたこの地に、来年は小泉八雲庭園(lafcadio Hearn Gardens)が開園する予定です。

アイリッシュ・ネットワーク・ジャパンのブログ「The Irish Today」には、トラモア滞在のリポートが掲載されました。

The Irish Today

こちらはアイリッシュ・ネットワーク・ジャパンの田面徹さんが出演したラジオ番組。ハーンゆかりの二つのまち、トラモアと松江の話題が出てきます。英語だけでなく日本語でもリスナーに語りかけていますよ。

The Breakfast Supplement Special: Tramore – Ireland’s Bridge to Japan by Tcr Fm on Mixcloud

【9/18記事追加】東京都写真美術館「岡村昭彦の写真」展、9月23日まで

アイルランドに移り住み、北アイルランド紛争やベトナム戦争を取材したフォトジャーナリスト・岡村昭彦の回顧展「岡村昭彦の写真:生きること 死ぬことのすべて」展が、東京都写真美術館(東京都目黒区)で9月23日(火)まで開催中です。同展には、アイルランド人を父とし、アイルランドで少年期を送ったラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の足跡を追った業績も紹介されています(詳しくは、下記リンク先の「出品作品リスト」のPDFファイルをご覧ください)。

東京都写真美術館

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The Irish Today: “My experience in Japan”〜スロン・グ・フォール(さようなら)、また会う日まで! Written by H.E. Mr. John Neary, Ambassador of Ireland to Japan

アイリッシュ・ネットワーク・ジャパンのブログに、間もなく離任するジョン・ニアリー駐日大使の特集が掲載されました。ご本人の寄稿の中で、「アイルランドと特別なつながりを持ち、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の日本の故郷である松江が、私たち家族は大好きでした」と触れています。

The Irish Today

特集には、大使夫妻が日本各地を訪問した際の写真も多数。「アイリッシュ・フェスティバル in Matsue」や、2010年の小泉八雲来日120年記念事業「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン:小泉八雲に捧げる造形美術展」といった松江での行事出席の様子も含まれています。
 

小泉八雲庭園、起工式のニュース映像

先日のブログでもお伝えしましたアイルランドのトラモアで行われた小泉八雲庭園(lafcadio Hearn Memorial Gardens)の起工式(6月27日)。その模様を伝えるRTEのニュース映像が、同庭園のYouTubeチャンネルに公開されています。


 

 

へるんさんの誕生日をふりかえる[2]アイルランド・トラモアで小泉八雲庭園の起工式

 
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の誕生日6月27日、アイルランドで少年期を過ごしたハーンが、大叔母に連れられしばしば訪れた海辺の町・トラモアで、小泉八雲庭園(Lafcadio Hearn Gardens)のsod turning ceremonyが、渥美千尋・在アイルランド日本大使や、Lola O’Sullivan ウォーターフォード市長ら臨席のもと開催されました。

sod turning ceremony、直訳すれば「芝を掘る儀式」。日本で言う起工式に当たるのでしょうか。ハーンが愛したアイルランド音楽のコンサート、着物姿の参列者など、耳にも目にも楽しそうな式典の模様が伝えられています。

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アイルランド・トラモアに「小泉八雲メモリアル・ガーデン」の計画

世界各地でアイルランドの祝祭セント・パトリックス・デイの行事が続いていた今年3月、アイルランドのトラモアに、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)を記念する日本庭園が計画され、2015年3月に竣工の予定であると伝えられました。トラモアは、少年時代のハーンが大叔母のサラ・ブレナンに連れられてしばしば訪れた海辺の町です。

 
在アイルランド日本大使館のプレスリリース(英語)。

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10月の松江市立中央図書館定期講座「小泉八雲に学び・親しむ」の内容変更について

八雲会のホームページをご覧の方の中には、松江市立中央図書館の定期講座「小泉八雲に学び・親しむ」の受講者もいらっしゃることと思います。同講座は通常、月1回土曜日に開講されますが、今月は10月30日、日曜日の開講ですので、受講者のみなさんはどうか曜日をお間違いなように。

また、今回の講師を務める小泉祥子・山陰日本アイルランド協会事務局長(八雲会常任理事)より、講座のテーマの変更についてお知らせがありました。当初予告されていたテーマは「おいしいアイルランド—アイルランドの食と文化」でしたが、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)に関する最新の話題であり、自身が企画を担当した「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン in ニューヨーク:初版本と造形美術展」の報告が主な内容となります。今月13日までニューヨークで開催されていた同展の模様を、スライドとともに紹介するとのことです。

しかしながら、アイリッシュ・ティーとスコーンの用意は抜かりないそうですよ。松江市国際交流員のバーニース・デンプシーさんが講師を務めた6月の講座でも堪能した味が帰ってきます。そして、アイルランド音楽の生演奏も。八雲の曾孫・小泉凡さんがピアノ演奏で参加します。山陰日本アイルランド協会有志によるアイリッシュ・バンド「キョール・アガス・クラック」のメンバーでもある祥子さんと凡さんのミニ・コンサートといったところでしょうか。なお、同協会では、12月10日(土)にSTICビルでチャリティーイベント「モダン・アイリッシュ:ライフ&ミュージック」を開催しますので、「アイルランドの食と文化は、そちらでたっぷりお楽しみください」と祥子さんは話していました。

年度の後半折り返しを迎えた松江市立中央図書館定期講座「小泉八雲に学び・親しむ」。受講には年間のテキスト代1,000円が必要です。詳しくは、下記リンク先をご覧の上、松江市立中央図書館(電話:0852-27-3220)へお問い合わせください。

小泉八雲に学び・親しむ(平成23年度松江市立中央図書館定期講座)