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松江市からレフカダに寄贈、写真家・高嶋敏展さんが撮った『知られぬ日本の面影』20作品

このブログではすっかりおなじみ(?)、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)『知られぬ日本の面影』の舞台地を撮影している写真家・高嶋敏展さん。ハーン生誕の地ギリシャのレフカダ島に、現地時間の今日開館するラフカディオ・ハーン・ヒストリカル・センターに、作品20点が松江市から寄贈されます。その全作品と、寄贈候補に挙げていた作品を、高嶋さんが自身のFacebookで解説をつけて紹介しています。

1・出雲大社の巫女舞い

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【5/31記事追加】『知られぬ日本の面影』の地を撮影、高嶋敏展さんの写真がレフカダへ

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)生誕の地・ギリシャのレフカダ島にあるレフカダ・カルチャーセンター内に、ラフカディオ・ハーン・ヒストリカル・センターが7月に開館します。これにあわせて、島根県出雲市在住の写真家・高嶋敏展さんが山陰各地の『知られぬ日本の面影(日本瞥見記、Glimpses of Unfamiliar Japan)』ゆかりの地を撮影した写真が、同センターに寄贈されることになりました。

『知られぬ日本の面影』を題材とする高嶋さんの一連の作品は、2011年の国立アルセーニエフ博物館「小泉八雲と神々の国」(ロシア沿海州ウラジオストク市)、2012年の小泉八雲旧居(島根県松江市)「小泉八雲を探して」および小泉八雲記念館(島根県松江市)「『知られぬ日本の面影』への旅」の各展で、随時新作を交えて展示されています。

高嶋さんのFacebookに準備の模様が。最後の1行まで味わいましょう。

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小泉八雲記念館: 八雲の教え子・横木富三郎の遺族から寄贈された資料

この春、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が島根県尋常中学校で教えた生徒・横木富三郎に関する資料が、遺族より松江市に寄贈され、小泉八雲記念館(島根県松江市)で展示を始めています。

小泉八雲記念館のホームページより。

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【6/3記事追加】読売新聞: 名言巡礼 ラフカディオ・ハーン「草も木も、また岩も石も、まさに一切涅槃に入るべし」

読売新聞サイトの連載「名言巡礼」で、松江・出雲が取り上げられました。ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)「日本の庭(“In a Japanese Garden”)」(『知られぬ日本の面影(日本瞥見記、Glimpses of Unfamiliar Japan)』所収)の

草も木も、また岩も石も、まさに一切涅槃(ねはん)に入るべし。
Verily, even plants and trees, rocks and stones, all shall enter into Nirvana.

という言葉とともに、ハーンゆかりの美保関、日御碕、小泉八雲記念館、「日本の庭」に書かれた小泉八雲旧居の映像が公開されています。

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山陰日本アイルランド協会: 平成25年度総会と恵光社・伊達淳さんのミニレクチャー「日本(語)で読むアイルランドの物語」

5月10日のカラコロ工房(島根県松江市)で開催された山陰日本アイルランド協会総会とミニレクチャーの模様です。

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Smithsonian.comの動画”Visiting Lafcadio Hearn’s Japan”

Smithsonian.comに、”Visiting Lafcadio Hearn’s Japan”と題する動画が公開されています。主に松江を撮影した写真で構成されています。

Visiting Lafcadio Hearn’s Japan (Smithsonian.com)

小泉八雲ゆかりの洞光寺でマーティン・ヘイズ&デニス・カヒル松江公演

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)ゆかりの洞光寺(松江市新町)で、八雲のルーツのひとつであるアイルランドの音楽のコンサートが開催されます。マーティン・ヘイズ(フィドル)とデニス・カヒル(ギター)のデュオによる日本公演の最終日です。

日時
2012年11月10日(土)18:30開演(18:00開場)
※整理券を17:00より配布します。
場所
洞光寺(島根県松江市新町832)[Google Maps]
料金
前売3,500円、当日4,000円
限定200名様、整理券順のご入場となります。
チケット取扱
島根県民会館 総合インフォメーション
主催
山陰日本アイルランド協会
協力
アイルランドキッチン
後援
駐日アイルランド大使館
アイルランド政府観光庁
問い合わせ先
山陰日本アイルランド協会事務局
電話:0852-20-0207
詳しい情報
http://www.sanin-japan-ireland.org/event/20121110.html

※洞光寺は、八雲の『知られぬ日本の面影(日本瞥見記)』(Glimpses of Unfamiliar Japan)に登場することで知られる寺で、「神々の国の首都(The Chief City of the Province of the Gods)」では松江の朝に聞こえる鐘の音が、「英語教師の日記から(From the diary of an English Teacher)」には、教え子の横木富三郎らの追悼会の場面が描かれています。

この秋、小泉八雲ゆかりの場所を歩こう:松江、焼津、熊本の催し

この秋は、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)ゆかりの場所を歩くツアーが各地で実施されます。「神々の国の首都」松江、八雲が教壇に立った校舎の残る熊本、晩年の八雲が避暑に訪れた焼津の催しをまとめました。

[松江]まちあるきツアー「ぶら!へるん」

小泉八雲記念館企画展「『知られぬ日本の面影』への旅:高嶋敏展写真展」の関連イベント。7〜8月に続いて開催。

【コース1】カメラを通して見る松江

ケータイ片手に一味違ったアングルからハーンゆかりの地を写真撮影。

日時
2012年10月21日(日)9:20集合、12:00頃解散
集合場所
小泉八雲記念館
ナビゲーター
高嶋敏展(写真家、アートプランナー)
順路
小泉八雲記念館(ギャラリートーク)→城山稲荷神社→四十間堀→月照寺(解散)
【コース2】五感で楽しむまちあるき

ハーンの子孫ならではの話を聞きながら散歩を楽しみます。

日時
2012年11月11日(日)9:20集合、12:00頃解散
集合場所
小泉八雲記念館
ナビゲーター
小泉凡(島根県立大学短期大学部教授、小泉八雲曾孫)
順路
小泉八雲記念館(トーク)→城山稲荷神社→カラコロ広場→富田旅館跡→龍昌寺(解散)
旅行代金
お1人様1,000円(小人800円)
申込受付
出発前日まで受付します。ただし満員になり次第締め切ります。
申込・問い合わせ先
NPO法人松江ツーリズム研究会 電話:0852-23-5470
詳しい情報
http://yakumokai.org/5201

7月の「ぶら!へるん」(城山稲荷神社)

[焼津]さわやかウォーキング「小川港さばまつりと小泉八雲散策ウォーキング」

日時
2012年10月27日(土)8:30-11:00
順路
焼津駅(南口)→駅前通り→浜通り→小川港(さばまつり会場)→海蔵寺→熊野神社→教念寺→光心寺→焼津小泉八雲記念館→焼津神社→焼津駅(南口)
問い合わせ先
JR東海テレフォンセンター 電話 : 050-3772-3910(6:00〜24:00)
詳しい情報
http://walking.jr-central.co.jp/recommend/detail/1399.html

[焼津]小泉八雲ゆかりの地巡り「八雲が愛した焼津を歩く」

市内にある小泉八雲ゆかりの地を徒歩(約4キロ)とバスで探訪して、八雲の愛した焼津の魅力を再発見してみましょう。
(『広報やいづ』2012年10月1日号より)

日時
2012年11月4日(日)9:20-15:30(雨天中止)
集合場所
焼津小泉八雲記念館
訪問場所
焼津神社、光心寺、教念寺、海蔵寺、新川橋、小泉八雲先生諷詠の碑、滞在の家跡、新波除地蔵など
料金
参加無料
定員
30人(申込順)
申込・問い合わせ先
焼津小泉八雲記念館 電話:054-620-0022
詳しい情報
http://www.city.yaizu.lg.jp/koho/2012/documents/20121001-10-11.pdf

新波除地蔵

[熊本]ハーンゆかりの場所見学ツアー

講演と鼎談「ハーン五高時代の『講義ノート』の新発見」の関連イベント。「『講義ノート』の舞台である旧制第五高等中学校跡(五高記念館)などを訪ね、ハーンをより深く理解する見学ツアー」(チラシより)。

2012年11月24日(土)13:00-16:00
集合場所
熊本大学黒髪キャンパス 五高記念館前
見学先
  • 五高記念館・復元教室
  • ハーンの試験問題
  • ハーンの給与原簿
  • ハーンの書いた新聞記事
  • ハーン・レリーフ
  • 石仏 などを予定
料金
参加無料
主催
熊本八雲会
共催
熊本アイルランド協会
熊本公徳会
五高記念館友の会
協賛
熊本ファミリー銀行
詳しい情報
http://yakumokai.org/5859

五高記念館

小泉凡さん、曽祖父・小泉八雲の新婚旅行地を訪ねる鉄道旅:『旅と鉄道』2012年11月号

雑誌『旅と鉄道』2012年11月号(朝日新聞出版)の第2特集「神話と伝説が息づく山陰列車旅」で、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とセツ夫人の新婚旅行地を、八雲の曾孫・小泉凡さん(島根県立大学短期大学部教授、八雲会名誉顧問)が訪問、松江と出雲を結ぶ一畑電車と、JR山陰本線で旅しています。

八雲とセツが出雲大社、ついで鳥取県を訪れたのは、この地方に鉄道が開通していなかった1891(明治24)年。曽祖父の夏休みを利用した長旅の跡を、凡さんは1泊2日の鉄道旅。八雲が生涯に3度訪れた出雲大社、作品「盆踊り(Bon-Odori)」にも登場する「いさい踊り」に出会った妙元寺、ケルトの子守唄を歌う出雲の女の夢を見たという浜村温泉などを巡っています。

『旅と鉄道』という誌名にふさわしく、凡さんの思い出に残る一畑電車の車輌、旧大社線の大社駅(島根県出雲市)や旧倉吉線(鳥取県倉吉市)といった廃線跡も登場。鉄道ファンでもある凡さんにとって楽しい道中だったのではないでしょうか。

第2特集では、漫画家・水木しげるさんの故郷・鳥取県境港市と米子市を結んで妖怪列車が走る境線をはじめ、島根・鳥取両県のローカル線も紹介され、さらに連載企画には、鳥取県の若桜鉄道や、車輌基地を一望できる米子のホテルが登場。山陰の鉄道旅に誘う1冊です。

旅と鉄道 2012年 11月号 [雑誌]
朝日新聞出版 (2012-09-21)

120年前の夏、ハーンとセツは隠岐を訪問中

隠岐郡海士町を中心に、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の隠岐来島120周年を記念するツアー、シンポジウム、展覧会が実施されたのは去る5月でしたが、ハーンとセツ夫人が隠岐に滞在したのは、1892(明治25)年の8月9日から24日にかけてのことでした。つまり、120年前のちょうど今が、隠岐来島120年のまさにそのときなのです。

松江から熊本の第五高等中学校(現在の熊本大学)に転任してから初めての夏休み、すでに7月から博多、神戸、京都、奈良をめぐる大旅行に出ていたハーンとセツは、8月9日に海路美保関(現在の島根県松江市美保関町)に到着。隠岐丸に乗船して翌10日、隠岐に上陸しました。

隠岐には4つの大きな有人島があり、東側にある最大の島を中心とする諸島を島後(どうご。現在の隠岐郡隠岐の島町)、西ノ島(同西ノ島町)・中ノ島(同海士町)・知夫里島(同知夫村)を中心とする西側の諸島を島前(どうぜん)といいます。平川祐弘監修『小泉八雲辞典』(恒文社、2000年)の「隠岐旅行」の項(銭本健二)によると、隠岐に旅程は以下のようなものでした。

  • 8月10日 知夫里(隠岐郡知夫村)—浦郷(同西ノ島町)—菱浦(同海士町)—西郷(同隠岐の島町)滞在
  • 8月17日 津井の池、玉若酢神社(同隠岐の島町)訪問
  • 8月19日 菱浦滞在
  • 8月20日 海士村(同海士町)に後鳥羽帝の御陵(火葬塚。のちに同地に隠岐神社が創建される)を訪問
  • 8月22日 別府村(同西ノ島町)に後醍醐帝の黒木御所を訪問、浦郷に滞在
  • 8月24日 浦郷より隠岐丸で境港(鳥取県境港市)へ
  • 8月25日 美保関に滞在

※カッコ内は本記事の筆者による補足。市町村名は現在のもの

ハーンは隠岐の4つの有人島すべてをひと通り訪れたのち、西ノ島と中ノ島には再び上陸して島内を巡っています。隠岐旅行中、ハーンは、B. H. チェンバレンとともに『日本旅行案内(A Handbook for Travellers in Japan)』という英文の旅行ガイドブックを編集していたW. B. メイソンに詳細な報告を送り、その成果は同書の第4版(1894年)で、隠岐諸島の記事の参考とされました。ハーン自身も日本での第一作『知られぬ日本の面影(日本瞥見記/Glimpses of Unfamiliar Japan)』(1894年)に、「伯耆から隠岐へ(From Hoki to Oki)」という1章を収めました。

「伯耆から隠岐へ」は、以下の本で読むことができます。書店、図書館等で入手しやすいと思われるものを中心にご紹介します。

【日本語訳】小泉八雲著、平川祐弘編『明治日本の面影』(小泉八雲名作選集)講談社学術文庫

文庫版。「伯耆から隠岐へ」は銭本健二訳。
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【日本語訳】小泉八雲作、平井呈一訳『日本瞥見記 下』恒文社

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【英文】Lafcadio Hearn, Glimpses of Unfamiliar Japan, Tuttle Publishing.

ペーパーバック版。
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【英文】Lafcadio Hearn, Glimpses of Unfamiliar Japan Second Series (Kindle Edition)

米国amazonの電子書籍リーダーKindle向けの電子書籍。Kindle向けの電子書籍は、専用の閲覧ソフトをインストールしたパソコン(Windows PC、Mac)やスマートフォン、タブレット端末でも閲覧可能。
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【英文】Lafcadio Hearn, Glimpses of Unfamiliar Japan (iBookstore)

iPhone、iPadなどのiOS対応のスマートフォン、タブレット端末で閲覧可能。
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【英文】A Guidebook for Travellers in the Province of the Gods—from Hearn’s writings— (revised and enlarged), The Hearn Society.

(銭本健二監修、井田徹/島根大学教育学部英語教育研究室英文学セミナー編『神々の国の旅案内—へるんとともに(増補改訂)』英語版、八雲会)
“From Hoki to Oki”より、”Sakaiminato” “Saigō” “Nishinoshima” “Hishiura and Ama”と題して抜粋。
八雲会ホームページ

なお、Facebookページには、5月の隠岐来島120周年記念イベントの写真をアップロードしてあります。あわせてお楽しみください。

小泉八雲隠岐来島120周年記念事業「小泉八雲のオープン・マインドと海士スピリッツ」
ラフカディオ・ハーンとギリシャ:原風景と受け継がれる精神性


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