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松江城天守閣で開催した美術展「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン」

国宝指定が決まり、多くの人出でにぎわっている松江城の天守閣。ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)来日120年・生誕160年を迎えた2010年、天守閣を会場に「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン:小泉八雲に捧げる造形美術展」が開催されました。写真を八雲会Facebookページに載せています。

日時: 2010年10月10日〜11月14日場所: 松江城天守閣、小泉八雲記念館、カラコロ工房写真: 影山弓子The Open Mind of Lafcadio Hearn (Art Exhibition: Homage to…

Posted by 八雲会 on 2014年2月7日

 

国宝指定へ…松江城天守閣の報道から

松江城天守閣、国宝指定へ…発表から一夜明けた今日の報道を、ネットから拾ってみました。

『ハフィントンポスト・ジャパン』では、しまねっこのコメントに加えて、昨日の八雲会ブログでもご紹介したラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の作品「神々の国の首都(”The Chied City of the Province of the Gods”)」(『知られぬ日本の面影(日本瞥見記)』 Glimpses of Unfamiliar Japan 所収)からの引用も。

松江城、国宝になる。しまねっこも「感無量にゃう」

先日掲載された『朝日新聞』の連載「城をゆく 山陰ものがたり」の松江城を取り上げた回。こちらも冒頭はハーンでした。

島根)再発見続く優美な「竜」 松江城:朝日新聞デジタル

その『朝日新聞』今朝の記事にはハーン曾孫・小泉凡さん(島根県立大学短期大学部教授)のコメントが。

島根)地元歓喜、観光に期待の声 松江城の国宝「内定」:朝日新聞デジタル

『島根日日新聞』『毎日新聞』のサイトに載ったのは、国宝指定の決め手となった祈祷札に注目した記事。『毎日新聞』には緑と水の豊かな松江城を空撮した写真特集も。

島根日日新聞

松江城:懸賞金かけ発見…「祈祷札」決め手 天守国宝に – 毎日新聞

今回、天守閣の国宝指定に伴って附(つけたり)指定されることになった祈祷札ほか3点の資料は、松江城そばの松江歴史館で公開予定とのこと。現在は天守閣をのぞむ廊下でパネル展示が行われています。

★祝 ! 松江城天守国宝へ★☆祈祷札などのパネル展示中☆平成27年5月15日に開催された国の文化審議会において、松江城天守を国宝に指定するよう文部科学大臣に対して答申がなされました。今回の国宝指定にあわせて、近年再発見された慶長…

Posted by 松江歴史館 on 2015年5月15日

最後に『山陰中央新報』の1面コラム。天守閣保存に尽くした人物のひとりとして登場する籠手田安定は、ハーンが松江に赴任した当時のし島根県知事で、ハーンの作品「英語教師の日記から(”From the diary of an English Teacher”)」(『知られぬ日本の面影(日本瞥見記)』 Glimpses of Unfamiliar Japan 所収)に登場します。

山陰中央新報 – 国宝の窮地を救った心意気

【18:45追加】松江城天守閣が国宝指定へ

松江城天守閣

松江城天守閣

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)にもゆかりのある松江城の天守閣が、国宝に指定されることになりました。

島根「松江城天守」国宝に指定へ NHKニュース

文化庁のプレスリリース「国宝・重要文化財(建造物)の指定」に記事があります。

文化庁 | 報道発表資料

松江では近年、官民挙げた「松江城を国宝にしよう」という取り組みが。

松江城を国宝にしよう | 島根県松江市観光公式サイト

ハーン作品では、「神々の国の首都(“The Chief City of the Province of the Gods”)」(『知られぬ日本の面影(Glimpses of Unfamiliar Japan)』所収)で「容貌怪異の竜」(村松真吾訳)と形容。神戸から東京への転勤を前に妻子とともに松江を再び訪れた際の取材をもとにした「出雲への旅日記(Notes of a Trip to Izumo)」(『アトランティック・マンスリー(The Atlantic Monthly)』1897年5月号所収)にも再び登場します。また、松江時代の同僚・西田千太郎の日記にも、ハーンとの登閣の記事があります。

「容貌怪異の竜」のくだりは、八雲会の本『新版 神々の国の旅案内』(村松真吾訳)にも収録してあります。

新版 神々の国の旅案内(へるんさんの旅文庫 1) | 八雲会 | The Hearn Society:小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の研究・顕彰

以前のブログでご紹介した、松江城に関する最新の研究成果を踏まえた手ごろな解説書、西和夫『松江城再発見:天守、城、そして城下町』(松江市ふるさと文庫)。「ラフカディオ・ハーンの見た天守」という章も設けられています。松江にお越しの際は手にとってみてください。

松江市:暮らしのガイド:刊行物のご案内

【18:45追加】松江市と島根県からも報道発表が出ました。

松江市:暮らしのガイド:松江城天守の国宝指定について

山陰中央新報: 八雲ゆかりの地を巡る怪談ツアー始まる

先日お伝えしましたNPO法人松江ツーリズム研究会が実施する新しいツアー「ちどり娘と行く八雲の“Kwaidan(怪談)”散歩」が4月1日(水)より始まりました。初日の模様を『山陰中央新報』が伝えています。

山陰中央新報 – 八雲ゆかりの地を巡る怪談ツアー始まる

下記リンク先よりチラシのPDFファイルをダウンロードすることができます。デザインは「松江ゴーストツアー」にひきつづき、石川陽春・八雲会常任理事が担当しています。

松江城ホームページ:観光チラシ・パンフレットのダウンロード

山陰中央新報: 小泉八雲ゆかりの地 予約制の新ツアー開始

松江市内のラフカディオ・ハーン(小泉八雲)ゆかりの地をめぐる「松江ゴーストツアー」を実施するNPO法人松江ツーリズム研究会が、ハーンにちなむ新しいツアー「八雲の“Kwaidan(怪談)”散歩」を4月1日より開始することを、『山陰中央新報』が伝えています。「松江ゴーストツアー」が夜間に実施するのに対して、「八雲の“Kwaidan(怪談)”散歩」は日中のツアー。「松江ゴーストツアー」でも訪ねる怪談スポットに加え、小泉八雲記念館と小泉八雲旧居も訪問。記事には、ガイドの練習をする「ちどり娘」の写真や、山本素久理事長(八雲会理事)のコメントなどが掲載されています。

山陰中央新報 – 小泉八雲ゆかりの地 予約制の新ツアー開始

松江市の外国人視察研修と熊本大学五高記念館の外国語ガイド講座

まちの魅力や歴史・文化を外国語で伝える、海外へ伝える……そんな担い手を生み出す機会が、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が教師として赴任し、作品に著したふたつのまちで予定されています。

松江市では「市内で学ぶ留学生や在住外国人で松江観光の情報発信をしていただける方」を対象に、外国人視察研修「城下町松江と小泉八雲を学ぼう!」が11月12日(水)、15日(土)に実施されます。当日は島根大学からバスを出すとのことですので、島根大学の留学生や教職員は特に参加しやすいのではないでしょうか。

新着情報一覧|松江市国際交流会館

熊本では、熊本大学五高記念館外国語ガイド講座が11月から3月にかけて開講。10月いっぱい参加者を募集中で、明日24日(土)には説明会が実施されます。参加条件は「英語、中国語、韓国語のいずれかが話せること。日本語の会話や読み書きができること」と「熊本大学、熊本県内の大学・高専に在籍または在籍予定があること」。ハーンが教壇に立った学校の歴史を知ることができる同館で、どんなガイドさんが活躍するか期待しましょう。

[熊本大学]2014年11月〜2015年3月「五高記念館外国語ガイド講座」参加者募集

五高記念館


 

【10/1記事追加】The Japan Times: Lafcadio Hearn: ‘Japanese Thru and Tru’ / Glimpses of Lafcadio Hearn’s Matsue

英字紙The Japan Timesに、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の記事2本が掲載されました。

『旅する帽子:小説ラフカディオ・ハーン』(講談社)、The Dream of Lafcadio Hearn(黒田藩プレス)の著者ロジャー・パルバース(Roger Pulvers)さんによる評伝。

Lafcadio Hearn: ‘Japanese Thru and Tru’

ハーンが愛した松江と、足をのばして足立美術館(島根県安来市)の日本庭園を訪ねる旅。

Glimpses of Lafcadio Hearn’s Matsue

【9/22記事追加】ロジャー・パルバースさんによる記事の増補改訂版。

The Life and Death of Lafcadio Hearn: A 110-year perspective :: JapanFocus

【10/1記事追加】

松江市ふるさと文庫『松江城再発見』刊行、「ラフカディオ・ハーンの見た天守」の章も

江戸時代を中心に松江の歴史を紹介している「松江市ふるさと文庫」の16巻目となる、建築史家・西和夫さん(神奈川大学名誉教授)の『松江城再発見:天守、城、そして城下町』が発刊されました。

「松江城天守の国宝化を目指し、重ねてきた研究・調査の集大成」として、「最新の研究成果を広くお伝えし、松江城天守の価値を正確に理解して、正当に評価するために、その特色や歴史的背景について、もう一度確認(再発見)していただ」く(松江市ホームページ)ことを目指したこの新刊。第III章では「ラフカディオ・ハーンの見た天守」と題し、「小泉八雲の視点から見た松江城天守について紹介」しているとのことです。ハーンは作品「神々の国の首都」(『知られぬ日本の面影』)で、天守閣の姿を「容貌怪異な竜」(村松真吾訳『新版 神々の国の旅案内』より)と形容しています。

定価は800円(税別)。松江市内や島根県内の主要書店、松江城、松江歴史館ミュージアムショップなどで販売されます。

松江市ホームページ : 松江市ふるさと文庫16「松江城再発見」の発刊について

Googleマップのストリートビューで旅する小泉八雲ゆかりの地

Twitterでは5月にご紹介しましたが、八雲会のサイトではまだ取り上げていませんでしたので、遅ればせながらご案内します。

検索サイトで知られるGoogleが提供する無料地図サービス・Googleマップのストリートビューは、目の高さにあわせて撮影された360度のパノラマ写真を、パソコンなどの端末で操作で楽しめるサービスです。ぐるりと回転させるだけでなく、前後左右に歩みを進めたり、拡大・縮小したりして見ることもできます。このストリートビューに、島根県内の観光地が追加されました。

島根の観光地がGoogleマップのストリートビューSPコレクションに続々登場中!(しまねはじまり通り)

この中には、小泉八雲記念館、小泉八雲旧居など、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)ゆかりのスポットが多数含まれています。以下、まとめてご紹介します。これから出かける方は旅の計画に、以前出かけた方は思い出のよすがにお試しを。

小泉八雲記念館

小泉八雲旧居の西隣に、昭和8年(1933)11月29日開館。直筆原稿や初版本のほか、愛用の机・椅子・衣類などの遺愛品を中心に二百数十点を展示している。松江市伝統美観保存指定地区にあり、景観に配慮した建物になっている。向かいの塩見縄手広場には八雲の胸像がある。


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小泉八雲旧居

八雲は松江最後の5ヶ月間、旧松江藩士・根岸家の屋敷を借りて過ごした。根岸家の人々の尽力により、八雲が好んで眺め、「日本の庭」にあらわした庭園や建物が保存され、八雲が暮らした当時の様子をしのぶことができる。


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松江城

八雲は学生と天守閣に登り落日に照らされた宍道湖や、湖面に浮かぶ嫁ヶ島の優美さをめでた。天守閣のことは「大きな塔」と呼び、「大きな怪物を寄せ集めてつくった龍のようだ」と評している。また、自宅から通勤の近道として、松江城の二の丸、三の丸を毎朝通り抜けていた。


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普門院

八雲の怪談「小豆磨ぎ橋」に登場する。ある侍が普門院にかかる橋にまつわるタブーを破ったために奇怪な事件が起こるという物語である。明治24年(1891)5月26日、八雲は自宅に普門院の住職を招いて、島根県尋常中学校教頭の西田千太郎と三人で会食をし、この怪談について詳しく取材した。この時に八雲の心中には、日本の怪談を書く構想が次第に出来あがっていったようである。


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美保神社

八雲が三度滞在した港町・美保関の神社で、美穂津姫命と琴代主命を祭神とする。八雲は作品「美保関」に、“卵の嫌いな神様”であるという琴代主命の伝承を紹介している。国譲り神話にちなむ毎年4月7日の青柴垣(あおふしがき)神事や12月3日の諸手船(もろたぶね)神事でも知られる。


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熊野大社

出雲大社の新嘗祭で用いる火を鑽(ひき)きり出す火鑽臼と火鑽杵は、毎年同社から送り出される。八雲はピット・リヴァース博物館のタイラー館長の依頼に応じて、西田千太郎を介して出雲大社の千家尊紀宮司より火鑽臼と火鑽杵を入手し、明治24(1891)年4月21日に東京帝国大学のチェンバレン教授に送り、その後博物館に寄贈された。


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日御碕神社

美保神社、熊野大社と同じく『出雲国風土記』にも載る古い神社。その社殿は権現造の朱塗りで、内部は極彩色の装飾画で覆われている。祭神は天照大御神とその弟須佐之男命。八雲は1891年8月7日海路を使って訪れ、セツと参詣した。


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引用・参考文献
  • 小泉凡『八雲の足跡を訪ねて』八雲会、1987年
  • 小泉凡監修、八雲会編『へるんさんの松江まちあるきマップ』松江市観光振興部、2011年
  • 小泉八雲記念館企画展「『知られぬ日本の面影』への旅:高嶋敏展写真展」キャプション、2012年
  • ラフカディオ・ハーン著、村松真吾編訳『神々の国の旅案内 新装版(仮題)』八雲会、未刊行

造形美術展「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン」のフォトアルバムを公開しました

Hearn 2010:小泉八雲来日120年記念事業特設サイトでもお知らせしましたが、造形美術展「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン」の展示会場、10月10日(日)に松江城本丸で実施されたオープニング・セレモニー、同日に岸公園で実施された野田正明「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン」モニュメント除幕式の模様を収めたフォトアルバムを公開しました。135点の写真を掲載しています。スライドショーもご用意しましたので、下記にてそれぞれお楽しみ下さい。

なお、松江城天守閣での展示は11月3日(水)まで、11月6日(土)からはカラコロ工房に会場を移します。カラコロ工房での展示の模様も、後日追加します。

スライドショー

アルバム

下記の画像をクリックすると、アルバムのページに移動します。

オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン (The Open Mind of Lafcadio Hearn)

写真:影山弓子


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