投稿:2012年06月13日(水)
八雲会ではこのほど、八雲会会員のロジャー・S・ウィリアムソン氏の著書(常松正雄氏訳)『シンシナティ時代のラフカディオ・ハーン:異色ジャーナリストの誕生 その世界観をさぐる』を刊行いたしました。これを記念して、八雲会会員を対象に特別価格販売を実施いたします。なお、特別価格でのお求めは1人1部のみとさせていただきます。また、100部を完売次第終了いたしますので、この機会にぜひお求めくださいますようご案内申し上げます。
八雲会会員を対象に特別価格販売を実施中です。
通常価格2,000円 → 会員特別価格1,000円
100部限定/1人1部のみ/送料80円
100部を完売次第、終了いたします。
氏名(ふりがな) 、お届け先の住所、連絡先(電話、ファックス、電子メール)、八雲会会員である旨を明記してお申し込み下さい。
八雲会事務局
〒690-0017 島根県松江市西津田6-5-44 松江市総合文化センター内
ファックス:0852-25-1920
電子メール:info@yakumokai.org
振替:01420-2-490
通常価格によるご注文にもお使いいただけます。
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投稿:2012年05月03日(木)
八雲会会員各位
1892(明治25)年8月10日から24日まで、小泉八雲はセツとともに隠岐旅行を楽しみました。熊本の第五高等中学校に赴任した翌年の夏のことでした。それから120年を迎えます。
一昨年の松江、昨年の熊本に引き続き、120年記念事業が隠岐島のなかでも八雲が最も愛した海士(あま)で開催されます。八雲が魅かれた海辺の街、熊本三角、島根県美保関、鳥取県琴浦町、焼津市、そして海士からのパネラーによるシンポジウム等が計画されています。参加ご希望の方は八雲会でまとめますので、下記要領に沿って、八雲会あてにお申し込みください。
同事業にあわせて海士町観光協会が実施するツアーにつきましても、参加ご希望の方は八雲会でまとめますので、下記要領に沿って、八雲会あてにお申し込みください(ツアー申し込みの場合はシンポジウム等への参加申し込みは不要です)。
また、シンポジウム等当日の5月25日(金)より、同じ会場にて小泉八雲隠岐来島120周年記念企画展「ラフカディオ・ハーンとギリシャ:原風景と受け継がれる精神性」が開催されます。あわせてご観覧ください。
5月14日(月)
郵送:〒690-0017 松江市西津田6-5-44 松江市総合文化センター内
FAX:0852-25-1920
電子メール:info@yakumokai.org
※ツアー申し込みの場合はシンポジウム等への参加申し込みは不要です。
5月8日(火)
郵送:〒690-0017 松江市西津田6-5-44 松江市総合文化センター内
FAX:0852-25-1920
投稿:2012年04月23日(月)
投稿:2012年04月09日(月)
平成23年度「小泉八雲をよむ」感想文、作詞・詩(主催:松江市、松江市教育委員会、八雲会)の入賞者が以下の通り決定いたしました。入賞者の皆様、おめでとうございます。(敬称略。学校・学年は応募当時のもの)
応募点数:4点
小泉八雲の「雪女」を読んで 鹿子生知夏(松江市立内中原小学校5年)
母の愛を感じて 藤本紗綾(松江市立城北小学校5年)
「だんごをなくしたおばあさん」をよんで 石倉要(松江市立八雲小学校1年)
応募点数:5点
日本人小泉八雲とイギリス人ラフカディオ・ハーン 河邊美樹(千葉県柏市立光ヶ丘中学校3年)
小泉八雲「怪談・奇談」を読んで 荒尾章太(熊本市立力合中学校3年)
小泉八雲に魅せられて 落合恭之進(松江市立湖北中学校2年)
応募点数:6点
「日本人の微笑」〜知られぬ日本の面影より〜 三輪ひとみ(学習院女子高等学校1年)
日本人の魅力 皆川真裕子(学習院女子高等学校1年)
『茶碗の中』を読んで 岡部達美(東京都立田柄高校3年)
応募点数:11点
お内儀の苦悩と憎悪—小泉八雲作「生霊」を読んで— 槇勝博(広島県尾道市)
静謐 渡会克男(千葉県柏市)
拝啓 小泉八雲様 佐藤邦子(富山県富山市)
私の新発見・浦島—「夏の日の夢」を読んで— 森とし子(埼玉県越谷市)
応募点数:132点
帰る場所 西田珠久(富山県立富山北部高等学校3年)
はたちへのヘルンの祝詞(しゅくし) 本田しおん(東京都武蔵野市)
音・声 松原果穂(富山県立富山北部高等学校1年)
偶然の一声 温絢芽(富山県立富山北部高等学校3年)
さえずり 春山美樹(富山県立富山北部高等学校3年)
応募総数:158点
投稿:2012年03月31日(土)
小泉八雲記念館(松江市奥谷町)では企画展「ラフカディオ・ハーンの『知られぬ日本の面影』への旅:高嶋敏展写真展」を開催します(主催:松江市、NPO法人松江ツーリズム研究会、共催:八雲会)。詳細は別記のリンク先をご覧ください。
なお、企画展初日の4月1日(日)15:00より、会場にてオープニングセレモニーが開催されます。写真家・高嶋敏展氏と小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)曾孫・小泉凡氏による展示解説・ギャラリートークもあります(計4回)。
来館者はどなたでもご参加いただけますので、お誘い合わせの上お出かけください(要入館料)。
投稿:2012年03月15日(木)
八雲会では、「小泉八雲を探して:高嶋敏展写真展」と題して、小泉八雲旧居を会場に小泉八雲ゆかりの場所を撮影した高嶋敏展氏の写真展とギャラリートーク、まちあるき講座を開催します。
高嶋氏は島根県を中心に活躍する写真家、アートプランナーです。
会場として使用する小泉八雲旧居は通常は一般のイベントには使用できない施設です。
高嶋氏は昨年の9月にロシア国立アルセーニエフ博物館で「小泉八雲と神々の国」という作品展を開催しました。また、私たちと共同で「へるんさんの松江まちあるきマップ」の作成など八雲をテーマにした作品や仕事を多く行っていることから今回の作品展が実現しました。
一人でも多くの人にご来場いただきますようお願い申し上げます。
会期中、作家によるギャラリートークを随時実施します。
写真家と八雲会会員の解説による八雲ゆかりの場所のまちあるきを開催します。
投稿:2012年02月15日(水)
大谷繞石(ぎょうせき)の句碑を建立しようとする委員会が有志によって組織されました。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)に縁の深い人の句碑であることから八雲会でも全面的に応援していきたいと思います。「趣意書」を別記の通り掲載いたしますので、ご賛同いただき、皆様のご協力をお願いいたします。
郵便振込用紙に以下の事項を記入の上、寄付金の送金をお願いいたします。(別途振替手数料も必要となりますが、ご了承ください。)
趣意書
時下、皆様におかれましては益々御清栄のことと拝察いたします。
さて、俳人、大谷繞石(ぎょうせき、本名 正信)は、明治八年、松江市末次本町に生まれ、旧制松江中学時代にはラフカディオ・ハーンに学び、東大英文科で再びハーンに学び、また、正岡子規庵句会に出席して、子規に俳句を学び、また明治三十八年には夏目漱石と知友になり、英文学者仲間、俳人仲間として、交際していました。
金沢第四高等学校赴任時は、金沢の俳句会である北聾会の指導者となり、少年であった室生犀星に俳句を教える等、近代日本を彩る文豪との交際が厚かった人物です。平成二十一年には日野雅之八雲会会長が『松江の俳人・大谷繞石—子規・漱石・ハーン・犀星をめぐって』を出版し、平成二十一年度、第二十四回俳人協会評論賞に輝き、松江市民にあらためて繞石の業績・人物像が再評価されたことは記憶に新しいところであります。
特に日野雅之八雲会会長は前掲書で、繞石は近代俳句草創期に西洋人ハーンから日本文化のすばらしさを学んだ特異な俳人として、また終生、定型写生主義の俳句を作り続けた俳人として、繞石も選者であった東本願寺二十三世大谷句仏主宰の俳誌「懸葵(かけあおい)」とともに再評価されるべきであるとしています。
現在、繞石の句碑は、繞石が広島高等学校教授を勤めたことから昭和四十八年に「広高創立五十年記念事業」として広島中央公園に「広高の森」建設事業が取り組まれ、その際に錦上花を添える事業として句碑が建立されました。句碑の句は「広島城」の前書に「枝下ろされし濠端の樹も東風そめし」であります。
しかし、残念ながら生誕の地、松江に句碑はありません。大谷繞石のハーンをはじめ幾多の文豪との交友があった多彩な生涯、また近代俳句草創期の俳人としての業績を広く松江市民に知らしめ、長くその偉業を顕彰するため、「句碑」の建立を行います。
このことについて賛同する市民有志による「大谷繞石句碑建立委員会」を設立し、句碑の建立に当たります。委員会は、句碑の建立場所の選定、碑に刻む俳句の選定、撰文の作成及び揮毫者の選定、句碑建立に必要な経費の調達、その他必要な事業を行います。
つきましては、この事業にご賛同いただければ、出費ご多端の折り、誠に心苦しいことですが、浄財のご寄付を伏してお願い申し上げます。
金額
法人・団体 一口 五千円
個人 二千円
目標額 六十万円句碑建立場所につきましては、繞石の生誕地に近い京店商店街西端の東茶町(通称 京屋小路)に決定し、松江市の許可をいただきました。句碑作成は藤井石材店にお願いいたしました。揮毫者は独立書人団正会員、山本象光先生を予定いたしております。
発起人
陶山秀樹
山根常正
田江泰彦
森秀雄
中村寿男
日野雅之平成二十四年二月吉日
投稿:2012年02月13日(月)
このほど「八雲会報」(年2回発行)第49号を発行し、会員宛に送付しました。
「八雲会報」は松江市立中央図書館(松江市総合文化センター内)でも配布しています。
松江開府400年祭を終えてからの継続発展を 森秀雄(八雲会副会長)
八雲忌山陰俳句大会 日野雅之(八雲会会長)
旅するハーンの精神 “The Open Mind of Lafcadio Hearn in New York” 小泉祥子(展示コーディネーター、八雲会常任理事)
「ハーンの造形美術展」をニューヨーク(NY)にたずねて 三島俊弘(実行委員会委員、八雲会理事)
松江から熊本へ「小泉八雲来熊120年」 内田融(八雲会常任理事)
清和文楽「雪おんな」 石川陽春(八雲会常任理事)
第46回ヘルンをたたえる青少年スピーチコンテスト結果について
湖畔通信
投稿:2012年02月01日(水)
平成23年度「小泉八雲をよむ」感想文、作詞・詩(主催:松江市、松江市教育委員会、八雲会)の第2次募集を、昨日1月31日をもって締め切りました。ご応募下さった皆様、ありがとうございます。
なお、結果発表は2月下旬、表彰式は3月下旬の予定です。
投稿:2011年12月01日(木)
平成23年度「小泉八雲をよむ」感想文、作詞・詩(主催:松江市、松江市教育委員会、八雲会)の第2次募集を、12月1日より開始しました。
本コンクールは、「小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の功績をたたえ、その作品を対象とする感想文、作詞・詩の募集を行うことにより、八雲の作品の読書をすすめ、豊かな心をそだてるとともに、国際社会への理解を深めることを目的と」して(募集要項より)、昭和62(1987)年度に始まり、毎年実施しています。
募集の詳細につきましては、下記リンク先をご覧ください。第2次募集の締切は来年1月31日です。多数のご応募をお待ちしています。