投稿:2015年10月07日(水)
※本記事は、山陰日本アイルランド協会のサイトより転載しました。
アイルランドで開催される「オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン—帰郷」に参加する日本からの訪問団が、無事アイルランドに到着しました。
【10/10追記】SNSから貼り付けたコンテンツは特設サイトに一元化しました。下記リンク先にてご覧ください。
現地時間の7日(水)14:30には、マイケル・D・ヒギンズ大統領を表敬訪問する予定です。
President | Diary | president Receives Representatives Of The Sanin Japan Ireland Association
開催を前に、現地紙アイリッシュ・タイムズには、ジョン・モーランさんによるハーンの記事。モーランさんは8日(木)にダブリン・リトル・ミュージアムで開催されるレクチャーと音楽「ラフカディオ・アット・ホーム」の講師を務めるほか、ダブリンのハーンゆかりの地のツアーでも案内役を務めます。
Coming home – An Irishman’s Diary on Lafcadio Hearn and Dublin
「オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン—帰郷」の詳しい情報と最新の話題は、下記の特設サイトとFacebookページでチェックしてくださいね。
タグ: アイリッシュ・タイムズ, アイリッシュ・ネットワーク・ジャパン, オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン, ジョン・モーラン, ダブリン, マイケル・D・ヒギンズ, 佐野史郎, 大統領, 小泉凡, 山本恭司, 山陰日本アイルランド協会, 新聞記事
投稿:2015年08月29日(土)
中の人の体調不良で、ひと月近く八雲会ブログをお休みしました。まだ本格復帰という感じではありませんが、かねてご紹介してきました舞台「日本の面影」が、いよいよ明日8月30日(日)に島根県民会館(松江市)で公演を迎えますので、そのまとめを簡単にしておきます。
山田太一さんがラフカディオ・ハーン(小泉八雲)来日後の人生を描いた戯曲を、作品の主な舞台地である松江で、地元のスタッフとキャストで上演しようという今回の取り組み。まずはおさらいを兼ねて、先月行われた制作報告会に関するまとめを改めてどうぞ ↓
8/30松江で上演…地元キャスト・スタッフによる山田太一作の舞台「日本の面影」制作報告会 | 八雲会 | The Hearn Society:小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の研究・顕彰
公演の公式サイトには、5人のスタッフ・キャストのインタビューが先ごろ連載されました(演出の西菜々重さん、ハーン役の森山らきあさん、セツ役と作曲の影山さゆりさん、音響効果の吉田孝史さん、衣装の福間美見子さん)。今回の舞台を担う人々とその制作プロセスがわかります。上演前に一読して、ここで語られているプランがどのように具現化しているか確認するのも、観劇の楽しみ方のひとつではないかと思います。
公演を前に、地元メディアの報道も相次ぎました。ネット上で読めるものはこちら。
山陰中央新報 – 八雲の半生描いた舞台「日本の面影」 本番前に稽古に熱
島根)小泉八雲の半生を舞台で 30日に「日本の面影」:朝日新聞デジタル
↓ そうそう、ハーンが松江の土を踏んだのは1890(明治23)年8月30日なのでした。会場から近い松江大橋のそばにあった港に汽船で到着したのです。
島根県民会館では、稽古場の写真を展示中。会館西側(松江城側)と、ホールに近い南側の両出入口をつなぐ通路にあります。
島根県民会館プロムナードギャラリーにて日本の面影 稽古場写真の展示をしますお通りの際はぜひご覧ください!
Posted by 舞台 日本の面影 2015 on 2015年8月27日
本公演オリジナルの音が詰まったサウンドトラック、会場限定で販売だそうです。これも楽しみですね。
舞台 日本の面影準備が着々と進んでおります。当日は、影山さゆりさんが作曲した劇中で流れる曲や、虫の声たちが詰まった、オリジナルサウンドトラックを会場限定で販売します!数には限りがあります!!ぜひ、お買い求めください!
Posted by 舞台 日本の面影 2015 on 2015年8月27日
最後はプロモーション映像で、公演への期待を高めて…。
タグ: 吉田孝史, 山田太一, 山陰中央新報, 島根県民会館, 影山さゆり, 新聞記事, 日本の面影, 朝日新聞, 松江, 森山らきあ, 演劇, 知られぬ日本の面影, 福間美見子, 舞台, 衣装, 西菜々重, 読売新聞, 音, 音楽
投稿:2015年07月29日(水)
NHK Eテレ『100分de名著』(水曜日22:00放送)でのラフカディオ・ハーン(小泉八雲)『日本の面影(Glimpses of Unfamiliar Japan)』(『知られぬ日本の面影』『日本瞥見記』とも)の特集は、先週22日(水)放送の第4回で最終回となりました。が、今週は第4回の再放送となりましたので、ひきつづき番組を楽しんでいきましょう。
というわけで、2週間前の八雲会ブログで番組講師の池田雅之さん(早稲田大学教授)の訳書と関連書をご紹介したのに続き、今回は池田さん以外の訳書と原書から、いくつかご紹介します。
ハーン作品の翻訳で最も知られる仕事は、ハーンの英文を自然な日本語に昇華させた平井呈一の一連の訳書でしょう。『日本瞥見記』の題で恒文社から、ハーンの原著と同じく上下2巻に分けて刊行されています。やや高価ですので、はじめは図書館や古書店で手にとるとよいかもしれません。舞台美術家・朝倉摂の装幀によるソフトカバーの『小泉八雲作品集』(1975年)には、第13章「心中(Shinju)」のみ未収録ですが、函入りの『全訳小泉八雲作品集』第5巻および第6巻(1964年)には全章が収録されています。
講談社学術文庫の平川祐弘編「小泉八雲名作選集」は、ハーンの英文に忠実な翻訳を図った全6巻のシリーズです、訳者として、森亮、銭本健二ら八雲会にゆかりのある人々や、当時新進の研究者が多数参加しています。このうち『神々の国の首都』(1990年)には、ハーンの『日本の面影』より13の章を収録。『明治日本の面影』(1990年)には、『日本の面影』より5つの章や、Atlantic Monthly 1897年5月号で発表された「出雲再訪」が含まれています。
『神々の国の首都』(小泉八雲, 平川祐弘)製品詳細 講談社BOOK倶楽部
『明治日本の面影』(小泉八雲, 平川祐弘)製品詳細 講談社BOOK倶楽部
実物を手にとる機会は少ないかもしれませんが、国立国会図書館のホームページによる「近代デジタルライブラリー」で公開されている『小泉八雲全集』(第一書房、1926年)。『知られぬ日本の面影』の訳者・落合貞三郎、大谷正信、田部隆次は、みなハーンの教え子です。
八雲会ブログですので、八雲会の本も紹介させてください(笑)。『日本の面影』を中心に山陰地方を扱ったハーン作品を抜粋・訳出し、ゆかりの地の解説を加えた『新版 神々の国の旅案内』。山陰の旅のお供にどうぞ。
新版 神々の国の旅案内(へるんさんの旅文庫 1) | 八雲会 | The Hearn Society:小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の研究・顕彰
最後に原書を1冊だけ。現在日本で入手しやすいのは、Tuttle Publishingから2009年に刊行されたペーパーバックではないかと思います。表紙はもとより、一新された本文組が大変美しいです。
タグ: 100分de名著, NHK, Tuttle Publishing, 八雲会, 大谷正信, 平井呈一, 平川祐弘, 恒文社, 村松真吾, 池田雅之, 田部隆次, 知られぬ日本の面影, 第一書房, 落合貞三郎, 講談社
投稿:2015年07月26日(日)
新宿歴史博物館(東京都新宿区)で、新宿区と熊本県による協働企画展「熊本と新宿をつなぐ作家 漱石・八雲」が7月19日(日)に始まりました。
新宿ゆかりの作家、夏目漱石と小泉八雲。
時期は異なりますが熊本で数年を過ごし、新宿でその生涯を終えました。
二人とも旧制第五高等学校(現・熊本大学)で教鞭をとり、熊本で家庭を持ち、そこで初めての子どもを授かっています。
二人が人生の重要な時期を過ごした熊本時代に焦点を当て、円熟した新宿時代の原点を探ります。
(新宿歴史博物館のホームページより)
7月4日(土)に開催した八雲会創立100年記念講演会・シンポジウム「八雲の記憶、百年の継承。」に東京からご参加の会員さんのおみやげがこれでした。漱石といえば猫、ハーンのニックネームにちなむカラス、そして今や熊本県の顔であるくまモンが一堂に会した、かわいらしい広告です。
たぶん楽しいやつ pic.twitter.com/qe6jgd03Ol
— 汝是可畏之神。 (@hmkrlml) 2015, 7月 24
これ見ているだけで楽しそうですよね。
この投稿の続きを読む »
タグ: くまモン, 八雲会100年, 半藤一利, 夏目漱石, 怪談, 新宿, 新宿歴史博物館, 新聞記事, 東京, 池田雅之, 清和文楽, 熊本, 西日本新聞, 豊竹嶋太夫, 雪女
投稿:2015年07月22日(水)
昨日、日本の面影の制作報告会を開かせて頂きました。
八雲の曾孫の小泉凡さんや記者さんに舞台の1シーンをご覧頂きました。大変緊張しましたが貴重な機会になりました。
凡先生、記者さん、お忙しい中、誠に有難うございました。 pic.twitter.com/qxeSVXdSHx
— 舞台「日本の面影」2015 (@omokage_shimane) 2015, 7月 21
NHK Eテレ『100分de名著』で4週にわたって放送されたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)『日本の面影(Glimpses of Unfamiliar Japan)』の特集は、いよいよ今夜22:00が最終回ですが、NHKで『日本の面影』といえば、日本時代のハーンに焦点を描き、1984年にテレビドラマとして放送された山田太一さんの同題の作品を連想する人も多いはず。山田さんの作品はのちに舞台化され、ハーン没後110年にあたった昨年2014年には、草刈正雄さん、紺野美沙子さんがハーンとセツの夫妻を演じた舞台が全国各地を巡演、島根県内では隠岐の島町と松江市で上演されたのは記憶に新しいところです。
あれから1年、松江市では地元の人々がキャスト、スタッフとなって、山田さんの『日本の面影』を上演する準備が進んでいます。7月20日(月)には、小泉八雲旧居に近い茶室、松平不昧ゆかりの明々庵のとなりにある赤山茶道会館で、制作報告会がありました。ハーンの曾孫・小泉凡さんの姿も。
Posted by 舞台 日本の面影 2015 on 2015年7月21日
地元紙の報道。
山陰中央新報:八雲半生描く「日本の面影」 8月の舞台へ意気込み ※「島根県内の演劇関係者らが8月30日に松江市殿町の県民会館で上演…制作報告会が20日、同市内であり、出演者ら約10人が本番に向けて意気込みを語った」
Posted by 八雲会 on 2015年7月21日
島根日日新聞:ハーンの半生を舞台化、「日本の面影」8月公演へ ※「キャスト、スタッフも県内で」 ※8/30、島根県民会館(松江市)。
Posted by 八雲会 on 2015年7月21日
こちらは制作発表会の記事につづいて同公演のFacebookページに掲載された、音響スタッフのお仕事ぶり。松江の朝の音を描写し、虫の音を愛したハーンに似つかわしい取り組みが行われているようです。
日本の面影 音響チームは吉田孝史、福島直紀、絹川修平、吉野奏絵の4人で効果音の作成と音響オペレートを担当しています。ハーンと松江を強く結びつけたもののひとつに、外から聞こえて来る『音』がありました。ハーンは最期まで日本の風情を耳で感じ取り…
Posted by 舞台 日本の面影 2015 on 2015年7月21日
公演は8月30日(日)、松江城のそばの島根県民会館で。くわしくは公演ホームページをご覧ください。
タグ: 100分de名著, NHK, テレビドラマ, 山田太一, 山陰中央新報, 島根日日新聞, 島根県民会館, 戯曲, 新聞記事, 日本の面影, 明々庵, 松江, 演劇, 知られぬ日本の面影, 舞台, 赤山茶道会館, 音
投稿:2015年07月19日(日)
7月4日(土)の八雲会創立100年記念講演会・シンポジウム「八雲の記憶、百年の継承。」から2週間が過ぎました。時間が空きましたが、このイベントの話題をもうしばらく続けます。今回は、来場者のご感想をまとめてみました。
この投稿の続きを読む »
タグ: 八雲会, 八雲会100年, 小泉凡, 新聞記事, 来日100年, 松江, 松江市総合文化センター, 柳田國男, 毎日新聞, 水木しげる, 第一次八雲会, 第二次八雲会, 荒俣宏, 西川盛雄, 高橋節雄
投稿:2015年07月15日(水)
NHK Eテレ『100分de名著』(水曜日22:00放送)では4週にわたってラフカディオ・ハーン(小泉八雲)『日本の面影(Glimpses of Unfamiliar Japan)』(『知られぬ日本の面影』『日本瞥見記』とも)が特集されており、八雲会のFacebookページやTwitterで番組の反響をたびたびご紹介しています。番組をきっかけに『日本の面影』を読んでみようという方も多いと思いますので、書店や図書館、電子書籍などで入手しやすいものをまとめてみました。今回は番組講師の池田雅之さん(早稲田大学教授)の訳書と関連書を、次回は原書と池田さん以外の訳書をご紹介します。
この投稿の続きを読む »
タグ: 100分de名著, NHK, NHK出版, かまくら春秋社, テレビ番組, ハーベスト出版, 古事記, 池田雅之, 知られぬ日本の面影, 角川書店
投稿:2015年07月09日(木)
東京に居を構えたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が毎年のように夏休みに滞在した静岡県焼津市では、今年の夏もイベントが目白押しです。
間もなく7月14日(日)は生誕記念講演会。今年は西成彦さん(立命館大学先端総合学術研究科教授)が「ハーンの見た19世紀末の日本」と題して講演します。会場は焼津小泉八雲記念館と同じく焼津市文化センター内にある焼津文化会館3階の会議室。
西さんのFacebookページ。ハーンの話題もときどき出てきます。
著書『ラフカディオ・ハーンの耳』(岩波書店)と『耳の悦楽』(紀伊國屋書店)。
焼津小泉八雲記念館の名誉館長・小泉凡さんを迎える夏休みのツアーとトークショーも恒例になりました。焼津市内を歩くツアーは8月1日(土)、トークショーは翌2日(日)。
小泉凡名誉館長のトークショー妖怪談義Part1〜一つ目小僧の文化史〜
焼津小泉八雲記念館では7月25日(土)からミニ写真展「小泉八雲旧居巡り」が始まります。『広報やいづ』によると「小泉八雲が生誕から晩年まで居住した旧居を紹介し、八雲の軌跡を辿るミニ写真展」とのこと。ということは、ギリシャ・レフカダの生家から東京・大久保の家まで取り上げてくれるのでしょうかね。11月10月(火)まで。
恒例の小泉八雲顕彰文芸作品コンクール(主催:焼津市教育委員会)の募集が今年度も始まっています。「小泉八雲をよむ」感想文、作詞・詩募集(主催:松江市、松江市教育委員会、八雲会)と比べると、焼津のコンクールは広く文芸作品や研究論文なども対象に含まれているのが特徴です。締切は9月20日(日)当日消印有効。
投稿:2015年07月08日(水)
今週はラフカディオ・ハーン(小泉八雲)ゆかりの地にまつわる大きなニュースが相次ぎました。
まず日本時間の7月5日(日)夜、ユネスコの世界文化遺産に、三角西港(熊本県宇城市)を含む「明治日本の産業遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の登録が正式に決定しました。
ユネスコのサイト。地図に”Misumi West Port”の記載があります。
Sites of Japan’s Meiji Industrial Revolution: Iron and Steel, Shipbuilding and Coal Mining
「九州・山口の近代化産業遺産群」世界遺産登録推進協議会のサイトによる三角西港の紹介。
明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域 熊本県宇城市 三角西(旧)港施設
ハーンは1893(明治27)年7月22日、長崎からの帰りに同港に寄港、旅館・浦島屋に立ち寄りました。浦島屋は現在の龍驤館(りゅうじょうかん)の位置にあり、建物は1904(明治38)年に大連に移築されましたが、1993(平成5)年、現在地に復元・公開されています。
熊本国府高等学校パソコン同好会が作成したサイト「古い町並み・家並み in Kumamoto」より。三角西港とハーンのかかわりに触れています(2007年の記事)。
浦島屋でのエピソードから始まる作品が「夏の日の夢(The Dream of a Summer Day)」(『東の国から(Out of the East)』所収)です。旅館の名前と、乙姫さまのような女将との出会いから、浦島の伝説を書き起こしていきます。青空文庫でも読むことができます。
2011年11月、熊本で開催された来熊120年記念イベントでのアルバム。終盤には、三角西港を訪れた様子を掲載しています。
三角西港・浦島屋を訪ねるバスツアー。浦島屋を前にガイドさんによる解説を聞く参加者。マイクロバス2台に分乗して到着した。
Posted by 八雲会 on 2011年12月11日
2011年11月26日〜27日、熊本大学工学部百周年記念館ほか
Posted by 八雲会 on 2011年12月11日
……という記事を用意していましたら、今朝になってこのニュースが飛びこんできました。
この投稿の続きを読む »
投稿:2015年07月07日(火)
2014年7月のギリシャ小泉八雲没後110年記念事業「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン:西洋から東洋へ」の実施に尽力した、ギリシャ駐在の西林万寿夫大使が、7月6日(月)に松江市を訪問しました。松浦正敬市長に面会したほか、小泉八雲記念館と小泉八雲旧居にも足を運んでいます。
松江市役所を訪れたのは西林万寿夫駐ギリシャ大使で、八雲のひ孫、小泉凡夫妻とともに松浦市長を訪ねました。西林万寿夫駐ギリシア大使によりますと、ギリシャの人は小泉八雲のことを日本人ほどは知らないということで、八雲の本のギリシャ語版をギリシャ国内の全中学校に寄贈するなどして、日本との交流を深めていきたいと話していました。
(BSSニュースより)
在ギリシャ日本国大使館の西林万寿夫大使が6日、松江市役所を訪れ、松浦正敬市長と面会し、「小泉八雲の存在を通して、ギリシャと松江との橋渡しをしていきたい」と自身の役割について語った。
ギリシャは松江ゆかりの作家、小泉八雲の生誕地で、昨年各地で行われた没後110年記念事業では、ギリシャでも国際シンポジウムや朗読公演が行われ、大使館も各事業に協力していた。
(『島根日日新聞』より)
記念館・旧居訪問の様子。記念館では企画展「ラフカディオ・ハーンとアイルランド:記憶のはじまり」も観覧。
訪問前に松江市から出た報道発表資料。
松江市:市政情報:在ギリシャ日本国大使館 西林大使の市長訪問について(6月19日)
【7/8記事追加】
『毎日新聞』にも記事が出ました。
八雲は1850年、ギリシャ・レフカダ島で生まれた。同島では昨年7月、八雲の没後110年の記念イベントが開かれ、今年は誕生日に当たる6月27日に「ハーンデー」のイベントが開かれたという。
西林大使はアテネに赴任して1年半で、今回は外務省での会議に合わせて帰国した。6日には、松江市の小泉八雲記念館を視察し、松浦正敬市長と面会。八雲の「怪談」などのギリシャ語版を現地の中学校に寄贈し、ハーンデーを今後も開催する計画を語った。
(『毎日新聞』より)
タグ: アイルランド, オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン, ギリシャ, ギリシャ小泉八雲没後110年記念事業, 小泉八雲記念館, 小泉凡, 小泉祥子, 松江, 松浦正敬, 毎日新聞, 西林万寿夫