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『日本の面影』山田太一さんの講演会、松江で10月11日

山田太一氏講演会「八雲の魅力」

山田太一氏講演会「八雲の魅力」

10月11日(土)、松江市総合文化センタープラバホール(島根県松江市)で、テレビドラマ『岸辺のアルバム』『ふぞろいの林檎たち』などで知られる作家、脚本家・山田太一さんの講演会「八雲の魅力」が開催されます。

山田さんの作品に、日本時代を中心にラフカディオ・ハーン(小泉八雲)後半生を描いた『日本の面影』があります。明治時代、近代化を推し進める日本が失いつつあったものを、ハーンを通じて見つめた作品です。1984年にNHKで全4回のテレビドラマとして放映され、ジョージ・チャキリスさんと檀ふみさんが、ハーンとセツの夫妻を演じました。

この作品はDVD化も、NHKの過去の番組を視聴できるNHKアーカイブス(埼玉県川口市)や各地の放送局の番組公開ライブラリーでの公開もされていないこともあり、ソフト化や再放送の声をしばしばネット上でも見かけます。なお、島根県内では、2009年にNHK松江放送局のテレビ放送開始50年を記念して再放送されましたので、そのときに初めてご覧になった県内在住者も少なくないと思います(筆者もそのひとりです)。

NHKテレビドラマカタログ—ドラマ番組放送記録+カテゴリー小史 1953〜2011

しかしながら、幸いシナリオが出版されており、現在は岩波現代文庫(2002年)に収められて入手しやすくなっています。

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1993年には地人会によって舞台化され、ハーンとセツを風間杜夫さんと三田和代さんが演じました。舞台では再演を繰り返し、2001年にはロンドン、そしてハーンのルーツのひとつであるアイルランドの首都ダブリンでも上演されました。

2012年には紺野美沙子さんの朗読座が上演、ハーン没後110年の今年2014年には日本各地を巡演、草刈正雄さん演じるハーンと、紺野さん演じるセツは、島根県の隠岐と松江にもやって来ました

朗読座 過去の公演

舞台のための戯曲も出版されています。テレビドラマ版から構成を一新していますので、読み比べてみるのもよいでしょう。こちらは日英対訳版です。

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講演会の観覧応募の締切は10月2日(木)必着です。松江市文化協会までお申し込みください。
 


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