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放送
小泉八雲・ラフカディオハーン(1850年6月27日〜1904年9月26日)。
日本での滞在期間わずか14年で感じた、近代化していく中で失われていく日本人の美しい心を、「幽霊(神)」に託して書いた作品「怪談」。明治時代、電気もなくローソクの灯りだけで暮らす人々や何気ない風景。そこには、近代化が推し進められる中で八雲がとどめておきたいと願った“日本の美しき面影”があった。
没後110年となる今年、コミックスや関連書籍が相次いで出版され、生まれ故郷のギリシャには小泉八雲記念館が建てられた。没後100年以降、海外でも小泉八雲への関心が高まり、小泉八雲の、国や宗教などの隔たりや偏見をなくした物事の捉え方は「オープン・マインド」という言葉で表わされるようになった。小泉八雲の存在や作品、精神性は、ギリシャや仕事で滞在したアメリカでも、普遍的な生き方、社会の在り方として注目されている。
番組では、八雲が見出した美しい日本の面影をたどると共に、没後110年となる今、小泉八雲の精神性や作品になぜ世界からも注目が集まるのかを探る。
（NHKアーカイブスのホームページより）
※番組内では、2004年制作の『ハイビジョンふるさと発「美しき日本の面影 没後100年 小泉八雲のアルバム」』（抜粋）が放送されます。
小泉八雲はなぜ外国人でありながら日本の美しさを見出すことができたのか？没後１１０年経った今、再発見が進む八雲の世界。新たな魅力と出会えます。９月１５日（月）午後１時０５分〜【総合】『ＮＨＫアーカイブス』http://t.co/uckx2a8qqZ
— ＮＨＫアーカイブス (@nhk_archives) 2014, 9月 13
