【8/4記事追加】平川祐弘さんの完訳『骨董・怪談』発売
投稿:2014年08月03日(日)
既報の通り、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)作、平川祐弘訳『骨董・怪談』(河出書房新社)が、ハーンの誕生日6月27日に発売されました。
小泉 八雲
河出書房新社
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訳者の平川祐弘さん(東京大学名誉教授、比較文学)は、『小泉八雲 西洋脱出の夢』(1981年)などの著書で知られる現代のハーン研究の第一人者。編者を務めた講談社学術文庫のシリーズ「小泉八雲名作選集」は、平川さんを含む複数の訳者が手がけていましたが、今回の『骨董・怪談』は、平川さんの個人完訳によるものです。巻末には、平川さんによる解説と論考も収録されています。
平川さんは、11月3日(祝)に松江市で開催される「ラフカディオ・ハーン没後110年記念シンポジウム:国際的、かつ地域的視野から新しいハーン像を確立する」(島根県民会館)で記念講演や対談を行います。島根県民会館チケットコーナーで入場整理券が配布されます。八雲会会員に先月お送りしました八雲会誌『へるん』第51号にも同封してありますので、どうぞご利用ください。
【↓ 8/4追加】『読売新聞』に上野誠さん(万葉学者、奈良大学教授)による書評が掲載されました。
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