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ギリシャ小泉八雲没後110年記念事業「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン: 西洋から東洋へ」特設サイトを公開

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2014年7月4日から6日まで、ギリシャ小泉八雲没後110年記念事業「オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン:西洋から東洋へ」(主催:ギリシャ小泉八雲没後110年記念事業実行委員会、共催:レフカダ市)を実施します。

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲/1850-1904)は、ギリシャに生まれアイルランドで育ち、移民としてアメリカに渡り、最後に日本を安住の地としました。幼いころ両親と生き別れたハーンは、54年の生涯を通じて常に旅人であり、その土地で出会った異文化や人種などに偏見をもたず、開かれた心で対象を見つめ、共感的理解をしました。この企画はラフカディオ・ハーンが持つ「オープン・マインド(開かれた精神)」を、彼の著書や手紙・講義録などを通して、多角的な視野で分析・解釈を試みるシンポジウムで、ハーンの生誕地レフカダで開催するものです。

会場となるレフカダ市は、このシンポジウムに合わせてレフカダ・カルチャーセンター内に「ラフカディオ・ハーン・ミュージアム」をオープンすることを決定し、同市にとっても生誕地としてハーンの顕彰、市民への啓蒙をする絶好の機会になると思われます。

そのほか、ハーンを紹介するさまざまな関連イベントも実施します。松江市出身の俳優・佐野史郎さんとギタリスト・山本恭司さんによる「小泉八雲・朗読の夕べ」のレフカダ公演、熊本県山都町(旧・清和村)に伝わる人形芝居・清和文楽の「雪おんな」上演、ギリシャ・アテネ市や松江市などに続いてレフカダ市に設置される野田正明さんの彫刻作品《オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーン》の除幕式、ハーンに関する展覧会などを予定しています。

本日、記念事業の特設サイトを公開しました。Facebookページも16日から先行公開しています。特設サイトでは、国際シンポジウムを中心とするギリシャにおける一連の記念事業のご案内を掲載します。開催に向けて詳しい情報を順次、英語、日本語、ギリシャ語の3言語でお伝えしていきます。また、Facebookページでは、記念事業に関連するさまざまな話題を、主に英語で取り上げる予定です。どうぞご覧ください。

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