小泉八雲について

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松江時代の略年譜

1890年7月島根県尋常中学校(松江中学校)、師範学校の英語教師に任命される。
 8月30日大橋川を汽船にて午後4時松江着。富田旅館に投宿。
 9月2日島根県尋常中学校および師範学校に初出校する。籠手田安定知事を県庁に訪ねる。
 9月13、14日出雲大社を参拝。千家尊紀宮司と面会し、昇殿を許される。
 9月28日荒川重之輔作の地蔵に魅了。師範学校長宅の月見の宴に招待さる。
 9月末大谷正信の演奏する唐楽を楽しむ。
 10月9日西田千太郎と共に須衛都久神社と白潟天満宮を参詣する。
 10月25日松江および近隣諸学校の連合運動会を見学する。
 10月26日島根県教育会で「教育における想像力の価値」の講演を行う。
 10ー11月第2の宿大橋川側の織原方の離れ座敷に移る。
 11月3日天皇生誕祝賀祭に参加する。
 11月15日教育勅語奉読式に参列する。
 11月一畑薬師に参詣する。
 12月2日西田千太郎と佐太神社を参詣し、龍蛇を見学する。
1891年1月風邪をひき、2週間寝込む。
 1ー2月セツが住み込みの女中として身辺の世話をすることになる。
 2月1日大谷正信を訪ね、一緒に市内の神社に人形をもとめて歩く。
 2月12日島根県教育会で「西インド雑話」の講演を行う。
 2月18日知事邸で古画類を見る。
 3月19日西田千太郎と共に円成寺を散策する。
 3月31日火鑽臼、火鑽杵が届く。
 4月3日大橋開通式を眺める。
 4月5日西田千太郎と意宇(松江市南郊)の諸社をめぐる。
 4月19日宇賀山を訪ね、大黒舞を見学する。
 5月10日西田千太郎と清水寺と雲樹寺を参詣する。
 5月16日大津事件で負傷された露国皇太子宛の仏文の電報原稿を作成。
 5月26日普門院を訪ねる。
 5月30日井上円了、西田千太郎が来訪する。
 6月14日島根県教育会で「道徳哲学」の講演を行う。
 6月21日西田宅にて、3人の女性による大黒舞を見学する。
 6月22日北堀町の根岸方に転居する。
 7月8日カール・フローレンツが来訪する。
 7月16日フローレンツと玉造温泉に投宿する。
 7月26日西田千太郎と杵築に出発。稲佐浜の養神館に投宿する。
 8月4日出雲大社で豊年踊りを見学する。
 8月7日セツと日御碕神社を訪れる。
 8月10日セツと帰宅する。
 8月14日セツと伯耆へ新婚旅行に出る。
 8月30日松江に戻る。
 9月5日加賀の潜戸を訪れる。
 10月8日西田千太郎に熊本への転任の決意を報告する。
 10月26日中学校で最後の授業を行う。
 11月10日中原倶楽部で送別会。
 11月15日午前9時大橋西桟橋より汽船で松江を去る。