基本情報
- 日時
- 2015年3月18日(金)〜6月15日(水)
3月:8:30-18:30
4月〜6月:8:30-17:00 - 会場
- 松江歴史館 玄関ホール(島根県松江市殿町279)
- 料金
- 観覧無料
内容
小泉八雲記念館は、老朽化に伴い現在改修・増床工事を行っており、7月中旬に新しく生まれ変わってオープンします。その工事期間中、国内外からわざわざ松江を訪れてくださった方のために松江歴史館のスペースを借りて、小さな展示を行うことになりました。
松江をこよなく愛したへるんさん。わずか1年3か月の滞在でしたが、憧れの日本そして神話の国出雲地方での生活への驚きと発見そして共感がありました。日本で初めて出版された『知られぬ日本の面影』は、ハーンのルポライターとしての、民俗学者としてのまた作家としての感性を余すところなく発揮したと言ってもいいような、みずみずしいタッチでつづられています。
小泉八雲は、ギリシャで生まれ、幼少期をアイルランドで過ごし、アメリカでジャーナリストまた作家としてのキャリアを積み、古事記を読んで日本に思いを馳せ、1890年4月ついに日本の大地を踏みます。日本人よりも日本を一層理解し、美しさと温かさに満ち溢れた作品を書き残し、世界に日本人の魂を紹介したのです。八雲ほど日本を内面から見つめ理解した人はいないだろうと言われています。それは、ここ松江での暮らしそして妻セツとの出会いがあったからこそでしょう。
八雲が五感を駆使して感じた松江の風景や文化を、高嶋敏展氏がカメラでとらえた「現代」の八雲の世界を通して感じ取っていただければと思います。
【展示内容】
・小泉八雲の肖像写真
・年譜とプロフィール
・高嶋敏展撮影写真(『知られぬ日本の面影』より)
・小泉八雲の遺愛品
・ヘルンと家族の肖像写真
(小泉八雲記念館のFacebookページより)
その他の情報
- 協力
- 松江歴史館
- 企画・運営
- 小泉八雲記念館
- 詳しい情報
- https://www.facebook.com/events/1864474883779477/